千年の恋人たち

”千年の恋人たち”  稲葉真弓著  河出書房
久々の稲葉作品。
 タイトルと内容があまりかみ合わなかった。
突然夫に置き去りにされた家族。
 南房総の祖母の家にうつった妻と次女。
  一方都会へと出て行った長女。
草木染めの話を織り交ぜながら、物語はゆったりと進む。
 失踪した夫が建てた石の塔は何を意味するのか?
話の展開が遅く、自分としては倍速で読みたい感覚。

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