海峡の南

”海峡の南”  伊藤たかみ著  文芸春秋
筆者の作品は2作目。
ここでの海峡は津軽海峡。
 父親は北海道から海峡を越えて関西で自己実現に励むが失敗ばかり。
  洋が大学生になったころ父親は失踪する。
7年が経ち父親の失踪届が確定し、数年。
 祖父の容体が悪くなり、海峡を渡る洋とはとこ・歩美。
物語は静かに進み、洋の父親に対する回想がメインとなる。
 何がこの作品の目玉なのか分かりにくい。

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