ふる

”ふる”  西加奈子著  河出書房新社
何ともホノボノとした内容だが
 白いふわふわしたものが主人公・花しすだけに見えるとか・・・
  何回も違った姿で出てくる新田人生が何なのか?  とか
   少々理解に苦しんだ。
親しい人々の中にあって盗み録りをするICレコーダーが手放せない28歳。
 このあたりも理解に苦しんだ。
だが、花しすは、他人を傷つけないようにと慎重に、気配を殺すように生きていたが、
 キチンと人と向き合って行こうと、一歩を踏み出そうともする。
  そんな花しすには拍手を送りたくなる。

 

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