漂流家族

”漂流家族”  池永陽著  双葉社
タイトル通り、さ迷う家族の短編が8作。
 登場人物が自分本位の人間ばかりで少々うんざり。
家族と言えども所詮一人の人間、血の繋がりも絶対ではないか?
「いやな鏡」では宝くじが当たり本性を露にする家族。 
 「バツイチ」では 母親が子供に向き直ったが
   再婚候補の男にはガッカリさせられる。
「父の遺言」「十年愛」だけが比較的まともだった・・・

 

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