悪玉伝

”悪玉伝”  朝井まかて著  角川書店
江戸時代・元文年間に大阪で起きた「辰巳屋騒動」を扱った作品。
大阪の薪炭問屋・辰巳屋の主人久左衛門が急逝し、
 店を継ぐはずの養子を主人の弟・吉兵衛が追い出し、
  店を乗っ取った事件とされているようだが、
この作品では悪玉は大番頭・与兵衛であったり、
 江戸老中・松平和泉守であったり吉宗公であったりする。
  誰の視点に立つかによって、悪玉は入れ替わってしまう。
本作では吉兵衛は冤罪を受けた被害者との視点で書かれている。
 有名な大岡裁きはどうなっているんだろうか?
  本当の悪玉は結局誰だったのだろうか?
 

 

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