本塁打が効いた!?阪神・能見「びっくり」プロ初弾「プロで1本は打ちたいと思っていたので」セ5月度月間MVP

プロ野球の「日本生命月間MVP」の5月度受賞選手が5日に発表され、セ・リーグ投手部門で阪神・能見篤史投手、野手部門で中日のエクトル・ルナ内野手が選ばれた。

 パ・リーグ投手部門は楽天・田中将大投手、野手部門はロッテ・井口資仁内野手だった。

 能見は4試合に登板して3勝0敗、防御率3・18の成績。特に5月6日の巨人戦(東京ドーム)では、投げては2失点完投し、打っては自らプロ初本塁打を放つなど大活躍を見せ、その後のチームの巨人追撃の推進力となった。

 ルナは出場23試合のうち21試合で安打をマーク。打率・402、3本塁打、13打点の好成績を残し、阪神・新井貴、中日・ブランコらを抑え、初受賞となった。

 田中は5試合に登板し、リーグトップの4勝0敗、防護率2・13。通算8度目の受賞はパ・リーグ投手部門では史上最多となった。5年連続の受賞はパ・リーグではイチローの7年連続に次いで2人目。

 井口は打率・315、9本塁打、20打点。本塁打と打点は月間リーグトップの活躍で、好調のチームをけん引した。

 3度目の受賞となった能見は「びっくりですね。あまり成績も良くなかったし、選ばれるとは思わなかった」と目を丸くした。さらに「野手の人たちに逆転してもらい、守りきって勝った試合もある。感謝したいですね」と笑顔を見せた。

 楽天・田中は「うれしいです。5月は防御率は良くなかった。打線に点を取ってもらって、勝たせてもらった。今後も、1点でも少なく失点を抑えられるようにやっていきたい。交流戦に優勝して、勢いに乗って後半戦に入っていきたい」と話した。

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