黒田 金本の現役続行を懇願「パ・リーグでやり直したらどうですか」

  • 2012年09月17日 15:19 visibility62
広島時代の同僚である金本の引退について約10分間にわたり言及した右腕は、最後に報道陣に「これだけは伝えて」という熱いメッセージを託した。

 「思い直して、やり直したらどうですか。阪神は退団したとしても、DHのあるパ・リーグに行って、人ができないことを、とことん最後までやってほしい。まだ本人もやれると思っているでしょうし、周りから見てもまだやれるはず。考え直したらどうですか」

 「米国では引退を撤回している人はたくさんいる」。今季加入したヤ軍でも、一昨年限りで引退したはずの左腕ペティットが、キャンプ中に復帰。左足骨折のため一時離脱したが、現在40歳にして3勝3敗、防御率3・22の好成績を挙げ、近日中のメジャー復帰を視野に入れている。だからこそ、44歳の先輩にも日本球界では異例の引退撤回を求めた。

 「金本さんらしく、チャレンジしてほしい」。アニキが新天地で再び輝く姿を、海の向こうから願い続ける。

 ▽引退表明後に復帰した大リーガー 通算354勝のロジャー・クレメンスは40歳だった03年ヤンキース時代に同年限りでの引退を表明して以来、04~06年のアストロズと07年ヤ軍で毎年「引退表明→復帰」の繰り返し。50歳の今年8月には、独立リーグで復帰した。野手では通算555本塁打で昨年レイズに所属したマニー・ラミレスが薬物違反による出場停止処分を受けて引退を表明も、40歳となった今季、メジャー復帰を目指してアスレチックスのマイナーでプレーした。

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