デ杯テニス入れ替え戦日本、ダブルスで2敗目=伊藤、杉田組逆転負け後が無い残留は連勝のみ

  • 2012年09月16日 15:17 visibility59
有明コロシアムで、デビスカップ・ワールドグループ・プレーオフの日本対イスラエルが行われ、2日目のダブルスで、伊藤竜馬(24歳)と杉田祐一(23歳)のペアは、ジョナサン・エルリック(35歳)とアンディ・ラム(32歳)のペアと対戦し、7-5、3-6、3-6、1-6のスコアで敗退した。「いいスタートを切るように指示が出ていた」という日本ペアは、その指示通り第1セット、第1ゲームをブレークに成功し幸先良いスタートを切った。

第1セットの第4ゲームで杉田のサービスゲームをブレークされ、ダブルスのスペシャリストを相手に、日本ペアはなかなか打開策を出せないまま進むが、第11ゲームのエルリックのサービスゲームをブレークし、7-5で日本ペアが先取。

しかし、第2セット以降、「こちらは後ろに二人で下がって、得意のストロークで相手を押し込んで、ポイントを奪う作戦だったが、後半から徐々に攻めが単調になった」と、杉田が試合後語ったように イスラエルペアが前で壁のように立ちはだかり、二人のストロークは、逆に相手ペアのネットプレーに押し込まれる結果となって、第2セット3-6、第3セット3-6とイスラエルペアに連取されてしまう。

完全に流れはイスラエルペアになり、後がなくなった日本ペアは攻めようするが、「第3セットに入ってから、サーブが安定しなくなり、それが悪い流れを作ってしまった」と伊藤が述べたように、流れを引き戻すことはできず、第4セットも1-6で奪われて敗れてしまった。

ダブルスの敗戦で日本は1勝2敗となり、後がなくなった状況で明日、シングルスの2試合を行う。

16日の最終日にはシングルス2試合が行われ、日本は連勝すればワールドグループに残留するが、1敗すればアジア・オセアニアゾーン1部に降格する。 

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