★144試合開催不可能★痛みを伴わないのは高額年俸選手だけ?

  • 隊長53
    2011年03月25日 17:13 visibility207
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「12月でもやる」新井会長執念実り涙
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セ・リーグが、パ・リーグに足並みをそろえて4月12日に同時開幕することになった。
セ臨時理事会が24日、都内で開かれ、29日に決めていた開幕日を再延期して、
パと同じ4月12日に変更することが決まった。
選手会の主張が通った。
労組プロ野球選手会会長の阪神新井貴浩内野手(34)が、万感の涙を浮かべた。
新井 選手会の声、ファンの声が届いたんじゃないかと。
セ・パ両リーグともすごく大きな決断だったと思う。
感謝します。これから12球団が同じスタートラインに立てた。
4月12日の開幕に向かって、しっかりやっていくということです。
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選手会の声=ファンの声
ではない。


セの開幕を4/12まで無理に引き延ばし、
開催可能な試合までも中止にしてしまった件で、
選手会は、まず最初にファンに謝るべきだろう。


鬼の首をとったが如く勝ち誇っている場合ではない。



春休みのこの時期、
楽しみにしていた子供ファンも多いはずだ。


3/25~3/27 D-C戦@ナゴヤD
3/29~3/31 T-D戦@京セラD
3/29~3/31 C-G戦@マツダ
4/1~4/3  D-G戦@ナゴヤD
4/5~4/7  D-S戦@ナゴヤD
4/5~4/7  C-YB戦@マツダ
4/8~4/10  T-S戦@甲子園
4/8~4/10  C-D戦@マツダ


これらの24試合を中止にしたツケは必ずあとからやってくる。


いろいろな理由はあれ、結果だけ見ると、
ディズニーランドが被災したから、
USJやヒラパーも開園を控える
と言ってるようなもんだろう。。。



選手会の主張、
「144試合・CS・日本シリーズを死守」
これもおかしい。
本音は選手の年俸は確保したいだけ。



選手会の言う、
「開幕延期じゃなくちゃ嫌だ、
 セパ同時開幕じゃなくちゃ嫌だ、
 でも144試合必要だ。試合数削減は嫌だ、給料削減は嫌だ」


ってのは、
不謹慎な例えだが、


「原発は危険だ、
 火力発電はCO2出すから問題だ、
 水力発電は自然破壊だ!
 でも電気は必要だ。節電嫌だ、停電嫌だ」


という無理難題な要求と似ている(汗)



エンドを11月、12月に延ばせば良いという問題ではない。


残念ながら、赤字試合を無理して144試合を行ったところで、
高額な選手年俸の確保は難しい。


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需要に応じて電力が必ず供給される時代が終わった
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近年、月別最大電力需要のボトムは4~5月と10月、
そしてピークが7~8月に来るというパターンが定着してきた。
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電力需要のボトムである4月ですら自粛ということは、
東北電力・東京電力管内での
ナイター実施とドーム球場使用はもうできない。
百歩譲っても、5月と10月しか実質あり得ない。
もう百歩譲っても6月中旬交流戦までが限界だ。


存在自体が悪とされてしまっている東京ドーム、
同じく(なんちゃって)ドーム球場の西武ドーム、
そして歴史的に大学野球優先でナイターしか使えない神宮球場
の3球場での試合は、
この5月(~6月中旬)と10月に優先的に組み込まないといけない。


東京ドームを例にとると、
今の日程では、交流戦と5月の2カードが確保できるだけ。
残りをまだ日程の決まっていない10月に全部回すとしても、
10カード30試合が限界。しかも30連戦で・・・


となると、これらの3球団は、
本拠地開催の大部分を諦め地方開催へ
となるのだが、
↓このように地方開催は経費がかさむ。


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ヤクルト神宮どうしよう…松山代替も
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ヤクルト鈴木正オーナー代行兼球団社長(69)が22日、
神宮の代替ホームゲーム候補地に、
秋季キャンプを行う松山・坊っちゃんスタジアムを挙げた。
この日、関係各省庁からナイター自粛要請を受けたことで、
ヤクルト本社で堀オーナーらと約2時間半、今後の対応を協議した。
神宮は昼間、週末は東京6大学連盟、平日は東都大学連盟が使用している。
戦前からプロより先に東京6大学が使用してきた歴史背景からも、
ナイター禁止ならば、即デーゲーム移行とはいかない事情がある。
ナイター開催ができない場合、同社長は
(1)神宮で未開催の試合をシーズン後半に回す
(2)各大学連盟と協議をした上で、神宮でデーゲーム開催
(3)地方開催
の3点を挙げた。
地方球場の候補地は試合経験がある地とし、
「松山ももちろん候補になる」と説明した。
今季松山では5月に2試合を予定している。
地方開催は移動費など経費がかさむことなど、
実現へのハードルは高い。
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同じく、東北電力・東京電力管内の
Kスタ宮城、千葉マリン、ハマスタ
にしても、5月・10月はナイター可能だが、
それ以外はデーゲームということになる。


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横浜、ナイター自粛でデーゲーム日程調整
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横浜は、4月中のナイター自粛で、調整に入った。
4月29日に横浜でナイター開催の巨人戦は、
デーゲームに変更されるが、前日28日はナゴヤドームでナイターでの中日戦。
29日当日の移動を強いられる可能性がある。
笹川取締役は「(28日)夜に横浜に帰ってきたい。
中日さんには開始時間を少し早める協力をお願いした」と明かした。
横浜スタジアムで、ナイターで予定されていた中日戦(12~14日)
広島戦(19~21日)は、球場はそのまま、午後2時開始に変更予定だ。
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横浜が一生懸命デーゲームで日程調整しているが、
平日のデーゲーム、よく入って数千人だろう。
赤字の試合を垂れ流してである。


Wヘッダーもやるとも言ってるが、
Wヘッダーの場合入れ替え制でやれるのか?
無理だろう。
結局1試合分の収入しか入ってこない。



それでも無理に144試合やる必要があるのだろうか?



在東北・関東6球団共倒れである。



これは無理だぜ新井さん(選手会さん)。



やれる試合はやる。
やれない試合は無理にしない。
これでいいじゃないか?


今から、現実問題、100試合の確保も厳しい。



幸いなことにプロ野球は、勝ち星を競うのではなく、
「勝率」で順位を競うスポーツである。
だから、試合数が異なって構わない。



もちろん試合ができなかった損失分は、
コスト削減するしかないのだが、
それは、高額年俸選手が被るしかない。


一律カットでは、低年俸選手がかわいそう。


プロ野球球団の経営が危うくなったら、
一番先に切られるのは、低年俸選手なのだから。
(その次にぐらいに高齢高額年俸選手)


だから、FA資格で使う
各球団のAランク、Bランクを基に
高額年俸選手から順に給料を削減し、健全化を図るべし。



ファンも
経営側も
低年俸選手も痛みを伴う。
痛みを伴わないのは高額年俸選手(=選手会の幹部連中)だけ
というのは、おかしすぎる。

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