★回答★何故安藤を使い何故すぐに抹消したのか？

１回と１／３でKOされた安藤投手。
今季初スタメンの岡崎捕手。


昨日の試合後の各方面での荒れ具合。
特に意見（文句）多かったのがこの先発バッテリーに対してでした。


（１）１回だけ登板して本日登録抹消って、何しに上がってきた？
（２）そもそも何故安藤が先発？他におらんかったんかい？
（３）何故ラッキーボーイ藤井ではなく岡崎がスタメン捕手？


まず
（１）についてですが、
これは他のどんな若手が上がって来ようがそうされました。
来週まで岩田の登板機会がないため１軍登録を外した矢先に
久保が故障を発生してしまったもので、
応急処置的な先発だったので、当然の対応です。
間違って完封しようが何しようがこれは予定通りです。



（２）についてを検証してみましょう。


6/12(日)に、ぎりぎり中４日で登板ができる6/7(火)から
ファームの先発成績を振り返ります。


6/7(火)鶴：５回被安打８、失点６、自責点５（小宮山）
6/5(日)白仁田●：４回被安打５、失点１、自責点０（原口）
6/4(土)清原：５回被安打４、失点２、自責点２（清水）
6/3(金)安藤○：７回被安打６、失点１、自責点１（岡崎）
6/2(木)吉岡●：４回被安打９、失点８、自責点７（橋本）
6/1(水)蕭●：５回被安打６、失点４、自責点３（清水）
5/31(火)鄭○：５回被安打１、失点０、自責点０（岡崎）
5/27(金)安藤●：５回被安打４、失点１、自責点１（岡崎）
5/22(日)清原：３回被安打０、失点２、自責点１（原口）
5/21(土)鶴●：５回被安打７、失点６、自責点６（清水）
5/19(木)蕭：６回被安打６、失点１、自責点１（橋本）
5/18(水)安藤○：６回被安打４、失点２、自責点２（清水）
5/17(火)吉岡：５回被安打５、失点０、自責点０（小宮山）
5/15(日)上園●：４回被安打３、失点１、自責点１（橋本）
5/14(土)鶴●：５回被安打７、失点６、自責点６（清水）
5/13(金)鄭○：５回被安打３、失点０、自責点０（岡崎）


皆さん大好きな「若手生抜き」で言えば、
まず鶴、蕭、吉岡あたりは、ファームですら大炎上なので使えません。
白仁田は前回が初先発で４回しか投げておらず、まだ上げれません。
前回まともだった清原も今季３回しか先発しておらず、まだまだでしょう。


条件さえなければ、
真っ先にに上に上げれる成績を残しているのが鄭です。
目下ウエスタンで防御率１位、しかも１点台で安定しております。
（何故、５イニングまでしか投げないのかが気になりますが・・・）
しかし、外国人登録の彼は、
上のメッセンジャーやスタンリッジが好成績を残している為、
残念ながら上げれません。
ブラゼルを落としてという極論を言う方もおられますが、
１回だけの登板の為に打者を登録抹消してしまうのは、効率が悪過ぎます。


ファームで比較的好投している安藤を上げるのは、
妥当な選択だったと言えるでしょう。
他にいないというのが回答です。


（３）について

昨日の登録捕手は３人。
選択肢は、藤井、岡崎、清水。
まず、今季２軍で安藤の球を受けているのが岡崎と清水の比較。
安藤先発の際、３回づつ受けており、
岡崎が１勝２敗、清水が１勝。
但し、防御率は、
岡崎の場合、1.69
清水の場合、3.00
と岡崎に軍配。


この二人の比較では岡崎との相性が良いと言えるでしょう。
しかし、特に安藤と岡崎が長年バッテリーを組んでいた訳ではなく、
たまたま今年の３試合がよかっただけであり、
絶好調の藤井を押しのけてまで先発マスクをかぶらせるほど
説得力のあるものではありませんでした。


もちろん藤井だから結果を残せたかというのは定かではありません。
ただ、こういう連勝中の場合、
煩い外野や叩くことしか能がない某スポーツ紙を黙らせる為にも
下手に動かない方が得策だったでしょう。
岡崎起用は、彼らに付け入る隙を与えてしまっただけに残念です。