大人買いの続き

先日、大人買いした本の一冊『プロ野球 戦力外通告』

公の場での発表は９月だったが、本人には８月に通告されていたユーティリティプレイヤー。
一軍でも、二軍でも優勝のために全力でプレーを続けていた。

D1投手、成績が上がって、やや天狗になり、メジャー挑戦までして、日本球界復帰した時には惰性だった。その後、バッピ契約し、いかに気持ち良く打たせるか試行錯誤していながら、故障により、今は用具係。


春選抜準優勝投手が、首脳陣との対立から戦力外に。トライアウト受け、契約寸前で……圧力があったかのような破談。
今は、ベースもなにもない地域で指導者に。


遅咲きルーキー、ポスティング利用も入札無く。いずれ自分の居場所も。。。


チーム史上四人目の野手D1。度重なる怪我、異例のルーキーイヤーでの手術。術後も芳しくなく、同じ医者で再手術。医者が功名をあせったとしか。。。
チーム優勝の年に戦力外に。今は、社会人野球界に。

随所に非凡なセンスを見せていたピッチャー。野手転向も全面バックアップを誓った監督退任(解任？)により戦力外に。野手転向も監督の約束より早くに投手コーチにばっさりと。
今は、指導者への道を。


この誰もが、今自分がいる居場所にいられる事に、自分を支えてくれた周りに、感謝して、前を向いているんだなぁ～と。
早くに戦力外になって、ある意味良かった、とまで。