東日本大震災:インディアンが被災者支援

  • viva
    2011年08月13日 08:07 visibility233

 


 


 




つくばの金田さん渡米が縁、広がる友情の輪
東日本大震災で被災した人々を助けたいと、米国南西部に住む先住民インディアンの有志団体が10日から、米・ニューメキシコ州でチャリティーイベントを開催する。約120の部族が参加し、震災の犠牲者に黙とうをささげるほか、Tシャツなどを販売、収益を義援金に充てる予定だ。日本側でもイベントを支援する活動が始まり、日米両国で友情の輪が広がっている。


イベントに参加している一人が、つくば市でインディアン・ジュエリーショップを経営する金田淳さん(50)。5月に渡米した際、友人のリンドン・ツォシーさん(46)から「義援金の送り先を教えてくれないか」と尋ねられ、初めてインディアンの有志が義援金を集めていることを知った。41人のアーティストがインターネットオークションを通じてアクセサリーなどを売り、既に約5万ドル集まったという。


金田さんによると、同州内に住む先住民の平均年収は約2万ドル。「彼らの生活水準からすればとんでもない額。オレも何かしなければ」。都内の知人と「インディアン・フレンドシップ・プロジェクト」を起こし、義援金活動を始めたチェスター・ベナリーさん(46)らと考案したTシャツを販売するようになった。


心に引っかかっていたことがあった。先住民のナバホ族は第二次世界大戦中、対日戦で暗号通信員として使われ、日本軍に殺害された人もいると聞かされた。知人から「日本人と名乗らない方がいい」と忠告すら受けた。


7月5日、同州で開かれたイベントの実行委員会の集会には約50人が参加した。金田さんが戦時中の暗号通信員のことに触れると、和やかだった雰囲気が一変し、重い空気が漂った。沈黙を破ったのは、元暗号通信員をよく知る参加者だった。「それは過去のこと。今は友達だ」


イベントはインディアンが毎年開催する伝統行事の中で、14日まで行われる。金田さんは「このプロジェクトを通じて友情の輪が広がれば」と期待をこめている。


 


アメリカで今でも保護区と言う名目で辺鄙なところに住まされている。アメリカではアメリカ人達になんで先住民達を見かけられないのかと聞けば、彼らは幸せだよ保護区で暮らしているんだからと言うのである。非先住民のアメリカ人とは考えさせられる連中だった。この時期戦争を考えことがあるのだろうか、現実には未だにアメリカの植民地と言うネイティブアメリカンと日本のおかれている状況は形は違えど支配され続けていることになんら変りはなさそうだ。



 

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