☆都道府県ごとに夏の高校野球選手権大会予選参加率を考察

各都道府県の高校数と今年の夏の高校野球選手権大会予選参加校数の比率から何が見えるのでしょうか？
※1 高校数 予選参加校数 参加率 の順です
※2 高校数はＨ25年度の文科省調査数から女子高数を引いた数です

東　京　342　265 　77.5%
北海道　284　255　 89.8%
大　阪　236　180　 76.3%
神奈川　210　190　 90.5%
愛　知　208　189　 90.9%
兵　庫　192　162　 84.4%
埼　玉　191　156　 81.7%
千　葉　177　170　 96.0%
福　岡　153　135　 88.2%
静　岡　133　113　 85.0%
広　島　119　 93　 78.2%
茨　城　116　100　 86.2%
福　島　109　 81　 74.3%
新　潟　102　 88　 86.3%
長　野　 98　 87　 88.8%
宮　城　 95　 74　 77.9%
京　都　 94　 78　 83.0%
鹿児島　 90　 77　 85.6%
岡　山　 85　 59　 69.4%
群　馬　 82　 67　 81.7%
山　口　 81　 58　 71.6%
青　森　 79　 68　 86.1%
岩　手　 79　 71　 89.9%
岐　阜　 79　 67　 84.8%
熊　本　 77　 65　 84.4%
長　崎　 73　 57　 78.1%
栃　木　 73　 62　 84.9%
三　重　 70　 62　 88.6%
愛　媛　 64　 59　 92.2%
大　分　 64　 47　 73.4%
沖　縄　 64　 61　 95.3%
山　形　 63　 49　 77.8%
滋　賀　 59　 52　 88.1%
秋　田　 56　 50　 89.3%
石　川　 56　 49　 87.5%
富　山　 53　 48　 90.6%
宮　崎　 52　 49　 94.2%
奈　良　 50　 42　 84.0%
和歌山　 50　 39　 78.0%
島　根　 48　 39　 81.3%
高　知　 45　 31　 68.9%
佐　賀　 44　 41　 93.2%
山　梨　 43　 37　 86.0%
香　川　 42　 40　 95.2%
徳　島　 39　 31　 79.5%
福　井　 37　 30　 81.1%
鳥　取　 31　 24　 77.4%


結論：予選参加校率が全国で最も高かったのは千葉県でした。千葉県は野球王国であり、野球熱が高い県であると言えるでしょう。
根拠として、プロ野球においては、長嶋茂雄、掛布雅之、谷沢健一、和田豊、宇野勝、与田剛、石井一久、金子誠、高橋由伸、阿部慎之介、唐川侑己、涌井秀章、丸佳浩、相川亮二など多くのスター選出を輩出しています。
また、高校野球においては、銚子商と習志野が甲子園優勝を成し遂げており、地元の千葉テレビは、夏の高校野球選手権大会予選を2回戦くらいから生中継し、例年高い視聴率を得ています。何より、私学優位な時代にもかかわらす、例年多数の公立校が上位に進出し、特定校、特定地域といった偏りも少なく、千葉県全域に野球が浸透しているといえるでしょう。これがさらに野球熱を高め、野球のレベルを向上させるという相乗効果となっているのではないでしょうか。





以上です。