☆祝!花園出場校ぶらり途中下車~五三の桐~


日本の高校における三大桐蔭といえば、桐蔭の元祖である和歌山の桐蔭高校、大阪の大阪桐蔭高校、そして、神奈川の桐蔭学園高校である。







この度、桐蔭学園は7年連続11回目の花園出場を決めました。

せっかくの機会ですので、全国高校ラグビー大会と全国高校サッカー大会の出場校を記述しようと思いましたが、文字数の関係で今回は割愛させて頂きます。


桐蔭学園ラグビー部は、花園での通算成績が26勝9敗2分、優勝1回、準優勝2回を誇る名門で、勝利数は、秋田工の127勝、天理の98勝、国学院久我山の81勝、常翔学園の80勝、大分舞鶴の76勝、常翔啓光学園の60勝、日川の56勝、目黒学院の52勝、伏見工の48勝、保善の47勝、東福岡の47勝、盛岡工の47勝、西陵の44勝、福岡の43勝、佐賀工の42勝、神奈川総合産の40勝、慶応の40勝、黒沢尻工の36勝、報徳学園の36勝、北見北斗の34勝、関商工の33勝、新田の31勝、花園の30勝、熊谷工の30勝、同志社の29勝、東農大二の29勝、東海大仰星の27勝、新潟工の27勝に次ぐ数字です。

桐蔭学園といえば、野球とラグビーで全国制覇の経験を持ち、サッカーでも4強進出、さらに、平成15年度には、春の選抜、サッカー、ラグビーの3球技で全国大会出場を果たしています。



ところで、最近、校章に関する日記をよく見かけますが、桐蔭学園の校章といえば、「五三の桐」であることは全国的に有名です。
この校章は、歴代理事長の母校、旧制東京高等師範学校(現・筑波大学)の校章にちなんでいるようです。


と言うことで、最後に「桐の紋」について簡単に述べておきます。

桐の紋は桐の葉と花を形象化したものである。桐の種類は多いが、白桐といわれたものが紋章となった。聖王の出現を待ってあらわれる瑞鳥鳳凰のとまる嘉木といわれ、瑞祥的意義にもとづく。平安・鎌倉時代、桐・竹・鳳凰一組の模様が天皇のみに用いられ、黄櫨染の袍に織り込まれていたのが、のちに桐だけが取り出され、公的な天皇の象徴となった。家紋として、古くは『蒙古襲来絵詞』の大矢野氏(天草)の幡に描かれている。桐紋を下賜された人物で、足利尊氏・豊臣秀吉は特に有名である。また、三好義興・松永久秀・上杉謙信らは将軍足利義輝から戦功の賞として与えられ、織田信長・細川藤孝は足利義昭から与えられた。秀吉が桐紋を賜わってから、桐は菊についで名誉ある紋となり、諸大名の間で大流行を生んだ。のちには禁令まで出すにいたったが、それでも家紋にしたがる者が絶えなかった。幕末には、大名、旗本のうち、桐紋を用いる家は全体の五分の一にもおよんでいる。珍しい例では、秀吉の築造した姫路、大坂、伏見、名護屋の各城の瓦等に、桐紋が見られる。桐紋は、花と蕾の数で分けると、五三の桐、五七の桐、五四の桐、九七の桐、七五三の桐、十三七の桐などがある。花梗と外形で見ると、太閤桐、対州桐、嵯峨桐、花桐、乱桐、光琳桐などに、特長がある。ほかに、桐竹、浮線桐、桐蝶、浮線桐蝶、桐車など、変形紋も多い。





以上です。

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