☆2月20日 きょうのうた


中等学校野球創成期には全国有数の強豪として知られていた盛岡中学(現・盛岡一高)。
全国大会では実力通りの強さを発揮し、初出場でベスト4、2度目の出場もベスト4、3度目の出場はベスト8の成績を残した。

戦後の学制改革で盛岡中学が盛岡第一高等学校に替わり、GHQから校歌が軍艦行進曲調であることを理由に廃止するよう命令された。しかし、在校生やOB、盛岡市住民が立ち上がり、占領政策による校歌廃止に対して、「軍艦行進曲調の校歌で何が悪い」と徹底的に抵抗した。
学校関係者からすると、近代日本をリードした、板垣征四郎、米内光政、石川啄木、宮沢賢治、金田一京助などを輩出し、これら先人の思いを集約していたのが校歌であり、校歌の廃止は盛岡中学の存在意義や明治以降近代日本の歩んだ歴史そのものを否定することにもなり絶対に許せなかった。ついにGHQも折れて、校歌はそのまま存続を許され、現在も盛岡一高の校歌として受け継がれている。


明治41年に作られた盛岡一高の伝統ある校歌。
特徴的な軍艦行進曲調の校歌。
甲子園で聞きたい校歌のひとつである。






以上です。

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