てのひらのメモ

”てのひらのメモ”  夏樹静子著  文芸春秋
 裁判員に選ばれた普通の主婦の観点からの裁判。
  補充裁判員の存在を初めて知りました。
 つまり裁判長+裁判官2名のプロ3名
  裁判員6名に加えて補充1名
   トータル10名による裁判員裁判。
 夫を2年半前に亡くし、喘息の子供を抱えながら
  生活費を稼ぐ妻だったが+++
   仕事を優先したがために子供を失ってしまう。
 夫と子供を失った妻を罪人にしようとする検事に怒りを感じるが・・
  立場や見方によって人の考え方はこうも違うものか(-_-;)
   有罪か無罪か、実刑か執行猶予か、量刑は・・・
 判決が決まるまでの過程を克明に描かれているのが良かった。
 

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