「ヤクルト・相川&DeNA・金城獲りへ」って本気ですか?

 冗談にしてはショボすぎるし,本気としたら情けない.あまりにも短期的な「コマ補充」にしか見えないからだ。巨人の課題は、今後数年間は「主役をやれる」野手であり、それが獲得できないのなら、せめて、育てられる環境作り(スタメンは無理でも控えには若手が入れる余地を作ること)が必要と考えるからだ。

相川捕手(38才) 58試合、打率250本塁打2打点21出塁率288
 年俸11,000万円 Bランク(球団の日本人選手で4-10位)
金城外野手(38才)90試合,打率200本塁打0打点11出塁率264
 年俸4,000万円 Cランク(球団の日本人選手で11位以下)?

 年俸はプロ野球人事部さんのデータで推定です.

 相川捕手はBランクなので,獲得する場合,現年俸1.1億円の複数年契約が予想され,かつ,人的補償が必要です.そんなに捕手が不安なら,阿部を捕手に残して,浮いた1億円で,4番が打てそうな外国人選手(1塁手)を2名くらい取ってこいといいたい。二人の内、一人が当たれば、今後数年間の巨人の主役になってくれるかもしれないからだ。

 金城外野手は、ぎりぎりCランクで人的補償はなさそうで、来期開幕に間に合うか微妙な
長野の控え、および、代打として石井の代わりという位置づけだろう。相川捕手獲得よりは
理解できるが、「打率200本塁打0打点11出塁率264」の38才の選手をFAで獲得しなければならないほど巨人の外野手の控えって手薄なんですかといいたい。「そうだ!」というのなら、そんなレベルの「外野手層」を作ってしまった育成に関する戦略性のなさを反省・改善する作業を同時に行うべきと考える。中日を戦力外になった堂上剛選手(29才)や,ロッテを戦力外になった神戸選手(29才を獲得する方が,まだ夢がある.

相川捕手も金城外野手も「当たれば」、来年の成績には貢献するでしょう。でも、来期以降の
中長期的な「主役不在」の問題の解決にはならないし、むしろ阻害してしまうと思う。

*それとも,来季さえ乗り切れば,4年20億円の杉内の契約が終わるので,杉内の年俸を大幅に削減して,浮いた金で本格的な補強をしようということですかね?

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