舞洲・・・・・夢の跡地
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Mr.black
2008年10月14日 18:54 visibility838
先日訪れた大阪の舞洲ベースボールスタジアム。多くの方がご存知だと思いますが、2008年(つまり今年)の大阪オリンピック招致のために造られたスタジアムです。
しかしながら結局は北京に敗れてオリンピックは開催できず。そのために大阪湾の孤島にポツリと残された最新のスタジアム。まさに夢の残骸のような感じです。
オリンピック招致が成功すればここに鉄道を持ってくるという計画もあったようですが、ポシャッてしまいました。ですので交通アクセスが悪いスタジアムです。マイカーならば問題ないのですが、公共交通機関でここに来ようとするとJR「桜島駅」からバス利用になります。専用のアクティブバスでは平均一時間に3本くらいの便です。(ただし平日はもう少し便が少ない。)
ところでこのバス、最近多いステップ無しの低床バスで少し小さいので乗客が多いと乗り切れずに積み残しされます。現に自分が朝乗った時には後の乗客が積み残されました。おまけに何とか乗れたもののギュウギュウに詰め込まれて15分くらいの乗車でしたが結構辛かったです。
バスではもう1ルートあってJR「西九条駅」から市営バスという方法もあります。ただ、このルートも平日は一時間1本、土日で2本という少なさ。このルートでは到着まで30分くらいかかります。ギュウギュウだとかなり辛いです。
こんなにアクセスの悪い場所が現在大阪のアマ球場ナンバーワンの設備を持っているというのも何だか複雑な気分です。夢の代償ですかね?(苦笑)
設備の方は素晴らしいですね。一万人収容できる大きなスタンド。そしていかにも最新の設備を感じさせるバリアフリー。まず入り口が大きなスロープになっています。(GS神戸と似ています。)この他エレベーターもあります。球場の外周は広い回廊になっており、ここからスタンドに入るのも車椅子用の平らな通路が数箇所造ってあります。スタンド内には車椅子用の座席も何箇所かあります。
観易さはまずまずです。内野フェンスが若干高めで前列は少し目障りですが、中段から上は非常に視界良好でした。
スコアボードは西武ドームに似た横長の電気式。グランドは両翼100m、センター122m、と国際規格に準拠。フェンス・座席・球場の外壁(一部)は海をイメージした明るいブルーで感じはいいです。この外野フェンスは結構高いですし、外野のすぐ後ろは海で時々逆風が吹くのでホームランは出にくいと思われます。
設備は素晴らしく、アクセスが悪いというギャップが大きなスタジアム。来年開幕する関西独立リーグでもあるいは使用されるかもしれません。もしここを利用するのであればこのギャップをどうするのか?これは大きな課題になることと思われます。
USJに行かれた方ならお分かりでしょう。西九条駅から出ているUSJデザインのJR車両です。
「ユニバーサルシティー駅」の次が終点の「桜島駅」です。
駅から出ているアクティブバス。土日は20分に一本程度。でもあまり大きくないので乗客積み残しもあります。(涙)
正面入り口はご覧のように大きなスロープになっています。
スカイマーク(GS神戸)もこんな感じですね。
車椅子用の座席。設備は充実しています。
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