完敗

  • マル
    2010年10月12日 21:56 visibility114

今日は久しぶりにダブルスの試合をやってきました。

が、
まさに 完 敗 。

普通、試合をやると、
 「あの人のここはこうやればいいし、この人のここはこうで…」
 となるはずなのですが、
 今日はそれがありませんでした。

今日ご一緒させていただいた方々は、正に、試合巧者でした。

ジェイさん、Qualiaさん、ひっきーさん、そしてYさんです。

***
まず、なんといってもサービスです。

リターンからの展開にもっていきづらいことといったら…
私の中では、
 「リターン=攻撃」
 なのですが (サービスゲームはキープして当たり前なので)、
 攻撃をさせてもらえませんでした。

まず、球種が多様で、
 リターンの的を絞らせてもらえませんでした。
普段、私は1stをコンチネンタルで待ち、
 慣れてきたら右手はフォアのイースタン、左手はバックのコンチネンタルで待ちます。
相手のサービスがよいときは、
 コンチネンタルにする代わりに、
 ブロックリターンができるように、やや後ろに待ち、モーションが始まったら前進します。

しかし。
今日は、それがことごとく裏目に出ました。
ブロックリターンで待っているときに限って、緩めのサービスがきたり、
 打ちこもうと待っているときに、バックのセンターにセカンドが来たりしました…
(というか、今日の面子はセカンドが全然甘くならなかったです。 (;¥; ) )

単に私の「読み」が外れただけ、といえばそのとおりなのですが、
 セカンドでセンターにスピンを打ったり (Qualiaさん)
 セカンドでもボディに食い込むスピード系スライスを打ったり (ジェイさん)
 取れないくらい曲がるスライスをゆるーく打ったり、
  逆に曲がらないスピンをワイドに打ったり (Yさん)
 滑ってやや曲がるスライスと、やや曲がって跳ねるスピンとを混ぜて打ったり (ひっきーさん)、
肝心な時に的を絞らせてもらえない、いいセカンドサービスばかりでした。

先方からすれば、
 私がバックハンドの処理にアワアワやっているので、
 非常に狙いやすかったと思います。
おそらく、私がすべきだったのは、
 いつもと同じことができないのだから、
 やや後ろに構えて、バックハンドは懐深くリターンすることだったのでしょう。
それに早く気付くべきでした… OTL


また、単にサービス一本で決めるのではなく、
 その後の三本目でほぼ確実にポイントが獲れるようなサービスであったことも、
 リターンの際、非常にプレッシャーになりました。

実は、リターンの際には私も色々と狙って、
 少しでもいい展開にもちこめるようなコースをいくつか考えてはいたのですが、
 サービスの的を絞れないせいで、ほとんど上手くいきませんでした。

***
また、要所要所で、
 こちらのコースが読まれていたのも痛かったです。
特に、厳しいボールの処理では、
 「だます」テクニック、
 相手に考えさせるテクニックも必要だと痛感しました。

***
また、Qualiaさんは、今日はキレキレで、
 サービスのコースは素晴らしいし、
 ボレーもミスが前より格段に少なく、
 味方にすれば頼りになり、敵に回すと厄介でした。

Yさんはサービスがとてつもなく、
 自分が前衛の時は非常に気が楽でした。
 …が、自分がリターンの時は、最後までどうしようもありませんでした(@_@;
これも、おそらくは、
 やや後ろで待って、足をちゃんと動かして、
 懐深くスイングすればよかったのでしょうね。
途中から、スライスなどこちらの回転で相殺しようとしていましたが、
 かえって前衛に引っかかったりしてしまっていました。
「シングルスだと有効な方法もダブルスではダメなことがある」
 という、いい見本をやってしまいました。

また、Yさんは類稀なるダッシュ力をお持ちでした。
 よく拾うこと…
とてもパティシエとは思えない (失礼

私の筋トレメニューに、ラダーステップと走りこみを追加しなければならないようです。
(でも個人的に嫌いなメニューなので、実行するのはいつになるかわかりません ^p^ )


ひっきーさんは…


…ホント、降参です m(_ _;)m

ストロークも力強く、
 ボレーの処理も丁寧。
サービスも、身長を十分に活かしたもので、
 バウンドが明らかに違いました。

何よりも、展開を読む力が凄まじかったです。


ジェイさんは…
 今日はおねむだったようです。
次回は体調万全で来てくださいお願いします。
全然かみ合わないまま終わってしまったのが、非常に心残りでした。


***
ではここで翻って、自分のテニスはどうだったか。


まず、フォーム改良中のサービスですが、
 まだまだ定着度が足りない、というのが正直な感想でした。

まだ体力があるうちはよいのですが、
 体力が切れ、集中力が切れてくると、
 自分の悪い癖が出てきます。
たとえば、
 左手がトスアップの直後から前に流れてしまい、
 結果、打点に向かって伸びあがることができず、
 下半身の力も伝わらず、頭も下がってしまい、
 とんでもなく残念なサービスになりました。

「これは相手にポイントをサービスしてあげてるんだよ!」
…というお決まりの(?)冗談すら笑えない、
 それはそれはひどいサービスが、複数回ありました。

これはもう、新しいフォームが体にしみこむまで、
 そして自分の悪い癖が抜けきるまで、
 打つべし!打つべし!打つべし!!

***
ストロークについては、
 前述したとおり、バックハンドのリターンが壊滅的でした。
おとなしく後ろに下がって、ちゃんと待って打てばよかった…

また、フォアハンドもちょっと様子がおかしく、
 白帯に嫌われることが何度もありました。

おそらく、楽天でハードコートの印象が強くなってしまい、
 横振りをしていたものと考えられます。
今日のコートはオムニだったので、
 どちらかというと、下から上の力を強めにする、スピン量多めの方がよかったのでは、と
 今更考えています。 遅い… OTL

***
このところの、最たる懸案事項であったボレーは、
 「い つ も よ り は マ シ」でした。

意識的にグリップを強く握り、手首の角度に気をつけ、
 準備を早く、そして腰を低くして足を細かく動かす、
 ということができていたからだと思われます。

しかし、やはりラケットのスイングスピードが出ないときには、
 猫撫でボレーになってしまい、
 相手に取られてしまうこと多数…
これはストリングスかラケットを替える必要があると考えました。

***
また、ゲーム展開の「読み」や、「ポジショニング」については、
 比較的できていたように思います (できて…いたよね?(チラッ )

ただ、何度もポーチミスをしてしまい、
 味方にフェイクをかけてしまったこと、
 相手がこちらの間を抜こうと狙っていることが判りつつも、
  なぜか前にポジショニングしてしまっていたこと
 が、課題として残りました。

右目の視力が0.1を切るくらい悪いので、
 コンタクトを買った方がよいかもしれません…

…と思いましたが、コンタクトが嫌いなのと、
 ボールを負うのは目だけではなく脳の働きも重要である、ということなので、
 視力云々は、ほぼ確実に言い訳です (^^;

***
また、Yさんやひっきーさんのような、
 左利きだけれど、デュースサイドでセンターからサービスを打つ方とは初めて組みましたので、
 ポジショニングを色々と考えさせられました。

前衛である自分の頭が、サーバーに邪魔だと悪いですし、
 かといって毎回ワイドによっているわけにもいきません。

結局、どうすればよいのか判らなかったので、
 頭を低くしており、ほぼアイフォーメーションでした。
おかげで太ももが悲鳴をあげております…

ときに、
 & ←人が屈んでいるように見えませんか?
はい、どうでもいいです…(´・ω・)


***
総じて言えば、自分の調子は、「そこまで」悪くはなかったのですが、
 自分が何もできなかった、攻撃させてもらえなかった。
技術も足りなければ、頭も足りていない。
それゆえ、「完敗」という感想を抱きました。

やはり、試合には試合でしか得られないものがぎっしりと詰まっていると思います。
これからはなるべく試合に出ようと、そう思いました。

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