大川学史という男

昨日の四国九州アイランドリーグ、あぐり阿南での徳島VS長崎の試合。

徳島 4―0 長崎


徳島・大川が10安打されながらも要所をしめ完封。
両軍ノーエラー(公式発表)での2時間半というテンポのよい試合。


どうした大川!
凄いぞ大川!

これで今シーズン完封は4つめか?5つめか?

先週の登板も完封だったけんなぁ(←徳島弁)


大川学史。#21。2年目の25歳。
名門ヒタチエクスプレスからISに飛び込んだ男。
ちなみに友軍の神谷外野手とは同じ大学の同期だ。


去年までの大川は…
ランナーを出す、四球、打たれる、の繰り返し。
ついたあだ名は「ノミの心臓」。いいものを持ってるだけに残念だった。


しか〜し!
今年は精神的に大成長!
先発陣が故障や不調で苦しい中で、エースの自覚ができたのか、ランナーを出しても出しても粘り強く抑えていく。

それでも前半はクローザー弦本に最後を託すことが多かったが、後半は最後まで投げきるだけの体力も。


もう四球を出しても客に「あ〜あ…」と嘆かれることもない。
むしろ「ここからここから!」と声援を受ける。
昨年までは最下位の代名詞だった徳島を3位まで引き上げているのは、大なり小なり大川の好投が大きい。


シーズンもあと少し。
シーズンが終われば、四国九州アイランドリーグ選抜が宮崎に乗り込みフェニックスリーグでNPBの胸を借りる。
その選抜メンバーに選ばれ、アピールに成功すれば…
NPBという舞台で勝負するスタートラインに立てるかもしれない。

大川の挑戦はまだこれから始まるところだ。

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