その気持ちにはワケがある。(2014-07-30フューチャーズ観戦記)

















鎌ヶ谷駅を降りて30分ほど歩いて球場に入ると、ベンチ前で一人の選手が黙々とバットを振っていました。
この猛暑の中で只一人、自分のスイングを確認するように黙々と丁寧にバットを振っていました。

その選手の出番は6回からでした。
最初の打席は良い当たりではありませんでした。
しかし彼が真摯な姿勢で野球に取り組んでいる事をしっかり見ていた野球の神様は、野手のいない所に打球を落としてくれました。

2打席目はランナー3塁で回ってきました。
きっちり犠牲フライを打ってランナーを返しました。
練習通りのスイングです。

そして最終回、2点差、一打同点、逆転の場面で再度打席が回ってきました。
しかし、残念ながらその選手は打つ事が出来ませんでした。
するとその選手は”チクショー”とばかり背中に悔しさを滲ませながら、1塁を過ぎても延々とライト方向に走って行ったのです。

その姿を見ながら”ああ、いいな”と思いました。
こういう人だから好きなんだなぁと気付かされました。
























芳川君、次は打てるといいね。






























        

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