【現地観戦記】ゼビオFリーグ 第5節 アグレミーナ浜松 vs ヴォスクオーレ仙台
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ひろ
2015年06月02日 23:53 visibility1108
5月29日(金)
ついに来たアグレミーナ浜松の浜松アリーナ開幕戦、そしてホーム戦2日連続開催!!ここから6/5のデウソン神戸戦までホーム3連戦が続きます。そこでなんとしてもホーム初勝利を挙げ、巻き返しを図りたい!
この日の対戦相手は昨季唯一勝ち越している相手ながらもホーム戦ではスコアレスドローに終わったヴォスクオーレ仙台。今度こそホーム初勝利を見届けようと平日開催にも関わらず925名のお客さんが浜松アリーナへ集まりました。
ロビーでは家康くんがお出迎え!ちゃんとモヒカンニットをかぶってます(笑)(かぶれてる…!?)
エコパホーム開幕戦では保田監督から挨拶がありましたが、今回は剣持キャプテンから改めてご挨拶。「礼!」の号令とともにタイミングの揃ったきれいなお辞儀。
キャプテンがこうしてマイクを使ってお客さんにスピーチしたのはアグレミーナ浜松では初めてだと思います。チームをひとつにしよう、それをお客さんに伝えようという気持ちを感じました。
「みなさんご存知の通り、浜松はまだホームで勝っていません。しかし今シーズンは必ずホームで勝利してみせます。皆さんにお願いがあります。今季のホーム戦、ぜひすべて見に来て下さい。必ず僕たちは昨シーズンより多くの勝利を挙げてみせますので、ぜひ盛り上げてください。」
浜松市の偉い人(実況ツイートで市長さんと書いてしまいましたが市長さんではないっぽい…)と浜松市副市長・家康くんのPK始球式!
選手入場、今シーズンは暗転はしません。
円陣組んで!
さぁ、行こう!!
ベンチも心をひとつに!!!
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ゼビオFリーグ 第5節
アグレミーナ浜松 2-3 ヴォスクオーレ仙台(前半 1-2)
公式試合記録
http://www.fleague.jp/score/score01.html?gid=20249
浜松得点者:14.蓮池、10.剣持
仙台得点者:6.清水、18.藤山、6.清水
この日は7.和久田が外れ代わりに12.石野がメンバー入り。16.須藤はまだ欠場が続いている。8.松本、9.松浦、10.剣持、11.曽根田、12.石野、14.蓮池、15.野嶋、17.田中智、18.小池、20.石黒、21.岩﨑、22.田中充の12名。
浜松に縁ある選手も多い仙台だが、内野、山野、中島千博選手はサテライトスタート。唯一トップ登録の中島涼太選手も戦列復帰は果たしていないようだ。
【前半】
昨季後半あたりからどうも浜松は立ち上がりに弱いというイメージが定着してしまっている。
この日も、キックオフからわずかに1分、仙台の最初のコーナーキックからのパスを受けた6.清水にミドルシュートを決められ失点。前節のvs湘南戦で安藤に決められた形とそっくりな失点だった。
(先制点だけ写真の角度が違うことが多いのです…)
出鼻を挫かれた浜松。焦りが出たのか続く10分には、GK20.石黒の飛び出しての攻撃参加が完全に仇となった形になる。横パスをさらわれショートカウンターを受けると、必死に戻るDFを横目に18.藤山が無人のゴールに流し込みあっという間に2点ビハインド。
浜松は決して防戦一方というわけではない。しかし、相手にボールを保持させながらも最後の一線は越えさせない仙台。一方でボールを保持しながらも少ないチャンスをしっかり決められてしまう浜松。ここまではそんな感じだった。
しかし、14分には14.蓮池のゴールで1点を返す!17.田中智がボール奪取し中央をドリブルで仕掛けると相手DFふたりを引きつけて右サイドへパス。フリーで受けた蓮池はこれを冷静にファーサイドへ突き刺した。
ハーフタイムイベントは新しい試みとして、お客さんによるキックターゲットチャレンジが開催された。宣言した的に当てればキリンの一番搾りかスポーツドリンクをプレゼント。
【後半】
1点を返し迎えた後半、逆転を狙う浜松が攻め立てる。開始早々に9.松浦が胸トラップからの反転ボレーシュートでネットを揺らすが、これは直前の胸トラ時にハンドがあったとして?笛が鳴りノーゴール。
しかし攻め続ける浜松。相手のクリアボールを拾った小池が倒されゴール前でフリーキック獲得するも、9.松浦の強シュートは狩野に当たりゴールならず。今度は8.松本、10.剣持、14.蓮池、22.田中充のアグレミーナ1年目からのセットで意思の見えるクワトロでのパス回しから、前半でのミスにもめげず20.石黒の上がるスポットパワープレーでチャンスを窺う。
ファーストセットに戻っても相手ミスからボールを奪った17.田中智が倒されフリーキックを獲得するが、17.田中智→11.曽根田と繋いでのシュートはGK村山にブロックされる。
主導権を握りながらも1点が遠い浜松。引き続き20.石黒は隙を見れば攻撃に参加し、右サイドをドリブルで駆け上がりファーポスト9.松浦へパス!これは10.狩野の身体を張ったディフェンスに阻まれたが惜しい攻撃を見せた。
しかし、結局1-2のまま残り時間4分を過ぎると、タイムアウトを取った浜松は11.曽根田をGKに据えての本格的なパワープレーへ移行する。すると37分、パワープレーから10.剣持がついに待望の同点弾を決める!!
感情を爆発させ、スタンドのサポーターに向かって吼える剣持!浜松は勝利を掴むべくなおもパワープレーを続ける。行ける!ついにホーム初勝利だ!! 多くの観客がそう思ったはずだ。
しかし、そのたった40秒後… GK村山がゴールへ向けて大きく放ったクリアランスに浜松・仙台両選手が走り込み、お互いにもつれながらゴールへ。ギリギリのところで11.曽根田が掻き出したようにも見えたのだが判定はゴールイン。まさかの仙台の勝ち越し点に浜松アリーナは静まり返る。
なおもパワープレーを続けた浜松。最後までゴールを狙い攻め続けるが、無情にもタイムアップのブザーが響く。人目をはばからず涙する田中智基選手の姿が印象的だった。
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勝てない… 本当に勝てない… 先週は湘南に敗れ、この日は仙台に敗れ、下位同士の対決ですら2連敗。 失点についてはどれももったいないとしか言いようがないが、先制されても決して諦めず、みんなの、特に剣持選手の勝ちたい気持ちが挨拶からプレーからビンビン伝わってきた試合だった。だからこそ勝ちたかった、勝たせてやりたかった… キャプテンけんもを漢にしてやりたかった…
チームでひとつになる、それを観ているお客さんに伝える、その意識が少しずつ高まっているのは感じます。その良い取り組みがちゃんと結果に繋がって報われて欲しかったけど、選手たちにはぜひとも腐らずに続けてほしい。見てるひとには必ず伝わってるから!継続は力なり!!
『アグレミーナの 進化 と 真価 今こそ見せろ』
ホーム初勝利を信じて初めてつくった横断幕(といっても紙ですけど)もったいないけど掲出するのはこの日限りです。 湘南に負け仙台に負けた。これがいまの浜松の「真価」なのでしょう。それを受け入れたうえで勝つためには何をしないといけないのか、そんな弱い浜松でもお客さんに何を楽しんでもらうのかを考えないとならないんだろうなと思います。
最後に、今年は試合後のサイン会はやらないとは聞いてましたが、浜松アリーナでまさかあそこまで完全に試合後の選手との触れ合いがなくなっちゃうとは思いませんでした。 負けはしたけど、みんなの頑張り、熱さはちゃんと伝わってきたよと伝えたかった。また明日も来るよと伝えたかったなぁ… それを伝えることができたら、翌日の試合はもう少し違うものになっていたのだろうか。考え過ぎかな…
※素人の撮ったヘタクソな写真ですが、それでもお金と時間を使って会場まで通ったから撮れる写真です。無断での転載・転送はご遠慮願います。
【参考記事】
浜松、仙台に惜敗 Fリーグ第5節 | 静岡新聞
http://www.at-s.com/sports/detail/1174200321.html
★清水の決勝弾で仙台が今季2勝目 浜松は開幕5連敗…《浜松vs仙台》
http://sp.f-lg.jp/news/view?news_no=204312
【関連記事】
代々木セントラル全6試合 ミニレポート
http://labola.jp/diary/1769015001
14/15シーズン 第28節 浜松vs仙台
http://labola.jp/diary/1324005000
<< 第6節前編 http://labola.jp/diary/1817755010
>> 第4節 http://labola.jp/diary/1833695003
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