平等 と 言う名の 不平等。（訂正箇所有り）

ラボ友の 左右さんが 私の好きな 「考えさせられる日記」を上げてたので 乗っかってみる。（笑）
http://labola.jp/diary/11961373

アマチュア草スポーツ界にありがちな問題に、選手起用がある。

ほとんどのトラブルはそこに尽きると言える。特に勝つことにこだわるきらいのあるチームに多いように思う。

チームの勝利ために裏方に廻れというなら、その言いだしっぺがまず率先して裏方に廻るべきだと自分は思う。

最低限監督・代表者は選手として試合に出てはいけない。他選手への公平性が失われるからだ。自分は出場しておいて、他の選手は控えに回すなんてのは、なにをかいわんやだ。

監督は試合に出場しないと言う、どの選手に対しても等距離の位置にいるからこそ、その采配は尊重されるし、疑問を持っても選手は納得する。

勝つために何ができるかを問う前に、まず自分が勝つために裏方に廻ることもやむなしと言う態度を見せ付ける必要がある。

だから、他の選手も監督がやっているのだから自分もそうするべきと納得する。

犠牲を強いるものはまず自分が犠牲になってみせる。その覚悟が必要だろう。

プレーイングマネージャーの難しさはこのへんに起因するものなのだろうと強く思う。

彼の日記では 選手に平等に出場機会を与える為にも 勝つためにも（人数が多い時は）監督が率先して スタメンから 外れた方が 良いのではないか？


と あるが ある部分で 同感。

日本人特有の美徳に通づるものがあると思う。

自分よりも　仲間に楽しんでもらい、それをまた　自分の喜びとする。

自主的にそうしてるならば　すばらしい事であると思う。

だが ある部分で 反対。


草野球チームの監督と言えば 大概 出欠管理 グラウンド確保 練習のマネジメントや選手のケア

はたまた 対戦相手を探したり 道具管理したりと やる事は 山の様………。


「選手として、機能しないから、出たくない。」


って 監督なら 試合中は ベンチで 采配なり 応援なり 試合を見て楽しむ など いろいろな楽しみ方が あるだろう。


ところが だ。


まだ 自分も野球 やりたい監督に


「人数 余ってるから 監督が ベンチに入る。」


と 言う状況を許すのは チームのメンバーが 監督の仕事に 敬意を払って無いとしか 思えない。



雑用やベンチワークだけが好きな監督も もちろん 居るが、それ以上に 自分も 自分の集めたメンバーと 野球やれるなら、やりたいに決まってると 思うのだ。



そこに


「監督なんだから 率先してベンチ。」


と 言う事が チームに浸透してしまうと まず メンバーの中に


「自分が楽しく野球さえ出来れば良い。」


と しか 見て貰え無いようなメンバーが 出てくるのだ。

これは　野球に参加してるだけの人を非難しているわけではない。

参加して　笑って野球してくれる事が　最大の協力だからである。


野球やりたい監督を 監督業だけに追いやる、もしくはそうゆう事をさせてしまうメンバーは 全て 自覚ある無しに かかわらず 私はこう見てる。

「仲間意識の欠けたメンバー」　と。

幸い　多摩リバーズにも　MUSASHIベンチャーズにも　皆無であるが。ｗ

チームの為に 様々な仕事やってくれて みんなの為に尽力してくれた監督を ただ 来てるだけのメンバーと 平等に出場機会を別けさせるのは


はたして 平等か？



もっと 言えば 子供の頃から 努力して 野球上手くなった人と つい最近 野球始めた素人プレイヤーが 同じ扱いも


はたして 平等か？


スポーツとは 少なくとも


「競い合い」


で あり スタメン勝ち取った勝者がいれば スタメン取れなかった他の人は敗者である。


スタメン勝ち得たければ スタメン勝ち得た勝者より強くなる　上手くなる以外に 無い。


そして そういった努力が実り 勝ちえる物があるからこそ スポーツは楽しいのだと 断言する。

平等を主張して、何もしないで得られるものになど　価値などや　達成感などは無いのである。

誰でも平等と言うのは


「金だせば だれでも買えて 手に入る。」


物だけであり この世の中で 「平等」と言う言葉を口にするのは 勝ち得た者の努力を認めない　敗者だけだと 私は思うのだ。



長くなったが チームのメンバーは 監督への敬意を表す方法は


「監督に試合出場させ、監督の作ったのチームを全員で 盛り上げる。」


事だと 思う。


と ゆうことですわ。



私の２人の監督。（悪ニヤソ）