不義理の極みの話

今回の更新確認作業は困難を極めてます。


昨日に引き続き仕事の愚痴です…



読む人は読む、読まない人は読まない…


またなんか書いてると思ってあげて下さい。



昨日のスタッフとは別のスタッフです。


先方に労働契約の更新確認していた際に陰惨な事件が起こります。


先方から“お話が…”と呼び出され嫌な予感がして客先へ出向きました。


“該当のスタッフから派遣会社の移籍希望がでまして…”


耳を疑います。


該当スタッフは以前から給与に不満を持っており今回の更新で時給が上がらなければ“考える”と言われていました。


まだ就業して6ヶ月そこそこで大した口ぶりです。


時給を上げて欲しい理由も“前職より時給が低いから”


就業前にその問題点は双方承知の上で契約も交わしているし確認も散々しました。


念のために言っときますがうちが不正搾取してるわけじゃないですよ。


彼女の前職は公益法人で例の事業仕分けでも散々槍玉に上がった“あの団体”です。


スタッフ曰わく“暇だけど、時給は良かった”そうです。


なるほど実際の額を聞いても相場より異常に高いです。


結局暇が苦痛で当社に転職してきたわけですが、そんな経緯は今回の件と微塵も関係ありません。



今回の更新前に時給を上げられるか派遣先には確認はするが厳しい交渉になるとだけ伝えていました。


派遣会社の移籍というのは単なる転職とは全く性質が異なります。



派遣で働くっていうのはスタッフと派遣会社に雇用契約があり、派遣会社と派遣先に労働契約があります。


つまり人を雇う会社と仕事の指示をする会社が別々なんです。

簡単に言えば派遣会社変えたからって同じ職場で働けるわけではないんですね。


労働契約は我々にありますから。


ただ例外があります。


“派遣先職場から移籍を指示された場合”は労働契約ごと移す事もあります。



それはよっぽどヘマやったり、派遣スタッフ・派遣先によほどの仕打ちをした場合に限られます。


横領とかセクハラとかゆすりとかね。


下名そんなタマじゃないですから。


今回このスタッフさんはこの手法を利用して移籍を訴えました。


これが非常に厄介です。


“待遇が悪い”、“フォローが悪い”等ボロクソに言ってくれたみたいです。


派遣先はこういった移籍騒動に関して、派遣会社同士の“引き抜き合い”という泥試合を嫌い極力避けます。


人事窓口と当社の関係性が良かった事も救いになり派遣先職場には“移籍を認めない”かたちで対応して頂けました。



ただ派遣先職場から当社には根強い不信感が残ります。


“あそこの派遣会社大丈夫?”


普段から一緒に仕事をしてるスタッフの言葉は派遣先職場の心情面に強く響きます。


そのスタッフが結局今回の契約で終了したとしても当社に後任依頼を頂けるかは微妙です。


現に当社を外せという指示もチラホラ出てるようです。


腹がたつのは雇用契約を無視して派遣先職場に移籍を懇願し当社の信頼を失墜させただけでなく、もし無理なら何もなかったことにしようとした点です。


移籍希望は当社への退職意志ととれます。辞めてもらって結構なんですが…



あくまで弱者保護の派遣労働法。


こちらから解雇にはできません。


一番厄介なのは平然と次の契約も続けるとなった場合…


他の仕事探しながら見つからなければ続けるし、見つかったらサラッと辞めるでしょうね。


契約途中だろうがなんだろうが。


怒りのやり場が見あたりませんね。


下名の担当スタッフは良いスタッフばかりなんですが…


中にはこういう方もいらっしゃいます。


本当に…因果な商売です。

明日は朝からボール蹴ろう。

そうしよう。

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