セルジオさん監督してみたら

  • viva
    2009年10月24日 07:26 visibility86

どれだけの国のリーグが世界レベルに達しているのか今の現状見渡せば猫も杓子もヨーロッパへ


そしてヨーロッパでも決まった国のトップリーグへ選手が買い集められる。サッカー界では遥か昔からグローバル化は達成していた。バリバリの選手がどんなにお金を出したところで日本でプレーする機会はお金の絡んだブラックマーケットと化したサッカー界ではもはやありえないのだろう。


低迷期の下降線に入った日本経済のように選手もそれなりの選手しか来ない事は皆承知している


その中でどんなサッカーを出来るかは日本のオリジナルでもいいだろう。メキシコも南米も大物は皆引き抜かれているがサッカーを観て楽しんでいる。日本人の価値観もそろそろ人生を楽しむ事を見出す時期にさしかかっている。ただ強ければいいというのはどうだろうか。代表チームよりも豪華なメンバーで毎度試合を観ていれば毎日が同じメニューを食べているようなもの..


セルジオは何でもかんでも南米.欧州を引き合いに出したがるがサッカー界におけるグローバル化が分かっているのか..日本人と言うのは職人気質..こつこつと技を磨いていくそれを見せびらかす事もなく相手に納得させると言う裏技を持っているのです。ブラジル人のようにオレは天才だ何でも出来る..すごいだろうと口に出してまでアピールする国民ではないのです。それよりも何でアイスホッケー..サッカーチームの監督で今まで言っていた言動を実行する時期ではないのでしょうかね..


 


セルジオコラムより


先日行われたチャンピオンズリーグのグループリーグ戦で、バルセロナがホームでロシアのルビン・カザンに負けた。ほとんど攻める気のないルビン・カザンの守備を崩すのに手こずっているうちに、カウンターを決められたんだ。
これはいわゆるジャイアントキリングで、両者の力の差や、試合が行われた場所がカンプノウであることを考えれば、まさに奇跡といえるものだね。96年アトランタ五輪の「マイアミの奇跡」に近いものがある。まるで宝くじが当たったかのような結果だが、サッカーにおいてはありえないことではない。

日本代表がW杯のような大会に出る場合、自分たちより格上の相手を倒さなければならない。ベスト4を目指すというのならなおさらだ。しかし「マイアミの奇跡」やルビン・カザンの勝利は、サッカーの持つ特性が引き起こした偶然に近いもので、宝くじはそうそう当たらない。
狙ってジャイアントキリングを起こすには、やはりそれなりの力が必要であり、そのためには日々コツコツと総合的なレベルアップを図っていかなければならない。可能性を高める努力を、上昇線を描きながら続けていく必要があるんだ。

そう考えたときに、今の日本サッカー界からジャイアントキリングを達成しうる力は感じられない。これは代表監督どうこうの話ではない。
顕著なのはJリーグだ。開幕して17年、ずっと見てきた人ならわかると思うが、今は低迷期と呼べるほどレベルが沈下している。やってくる外国人選手のレベルは低下し、いいブラジル人がいても中東に引き抜かれ、埋め合わせを国内クラブから強奪するなんていうことも起きた。足し算ではなく引き算だ。
石川も岡崎も得点ランキングでがんばっていて、マスコミに騒がれているけど、他にいないことの方が大騒ぎすべき問題じゃないか?

同じ格上相手の勝利でも、ルビン・カザンがバルセロナに勝ったのと、松本山雅FCが浦和レッズに勝ったのとでは、その質が違う。前者は「奇跡」と呼べるものだけど、後者は番狂わせではあっても「奇跡」ではなかった。日本の“ビッグクラブ”は、いまやどこに負けてもおかしくない。順位表の団子状態が、Jリーグのレベル低下をなにより証明している。

企業スポーツという体質が変わっていないことで、不況の煽りをもろに受けている。というより、バブルがはじけた時点でもうサッカー界の下降線は始まっていた。2002年W杯の特需にあぐらをかいた、そのツケも来ている。
日本サッカーを上昇線に戻すために、協会やJリーグは改めて考え直してほしいね。まずは、自分たちの体質を。

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