編集中 今春開幕女子フットサル

6チームで発足し、2016年度はプレ大会が行われた日本女子フットサルリーグが、今春開幕する17年度の第1回大会から8チームに拡大される。アマチュアの市民クラブが中心で、全国各地を転戦する活動費が課題だが、地元で大きな支援を得るクラブも出ている。
プレ大会は宮城、静岡、愛知で全5節を開催。17年度は北海道から大阪までの7会場に広がる予定だ。全日本選手権の女王でプレ大会2位のアルコイリス神戸の場合、16年度は遠征費などで年間約800万円かかった。小屋幸栄監督(35)は「プロ野球、Jリーグがある神戸市でスポンサーを探すのは難しく、活動費はすべて自己負担」と話す。
神戸はメーカーから用具の提供を受けている。プレ大会3位のサイコロ(さいたま市)のように協賛金を得ているクラブもあるが、大会参加費に充てる程度だという。資金繰りで苦労するのは「マイナー競技」の宿命だ。
ただプレ大会で優勝した福井丸岡ラック(福井県坂井市)だけは例外。福井放送、福井銀行などが協賛し、16年は400万円以上が集まった。17年はさらに増える見通しで、選手は遠征費の自己負担がほとんどない。
(朝日新聞デジタル)

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