親の顔が見たい

チャリで帰宅中の出来事です。
対面からチャリの前カゴにサッカーボールを載せた幼稚園児が向かってきます。
年長さんぐらいでしょうか。
それにしては安定したライティングです。

『おぬし、できるな』と余計なことに気を取られながら、砂利道を曲がった時です。
ズズーっと前輪が滑り、チャリが横転。
自分はかろうじて手をついて転倒を免れました。
その時すかさず大声で『大丈夫ですか!』と少年が駆け寄ってきました。
近くで見るとやっぱり幼稚園児、それも年中さんかも。

自分は恥ずかしさもありましたが、むしろ少年に心配をかけまいと、何事もなかったように立ち上がって「だいじょうぶだよ、ありがとう」とゆっくりと大きな声で答えました。

おじさんの無事を確認した彼は安心した様子で去って行きました。

テニスの試合に出ても、簡単なマナーすら守れない大人が少なくないですが、見ず知らずのおじさんを案じることのできる少年の存在を嬉しく思いました。

この立派な少年の親御さんに会ってお礼を言いたいです。

ほんの小さな出来事ですが、心があったかくなりました[e343]

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