ナイスプレイな記憶の密度

僕はサッカー部にずっと所属していたけれど、みんなから「さっきのすごかったな!!」といわれるプレーをすることがごくたまにあった。


何かのタイミングで覚醒することがあるのである。下手なりに。


 


頻度にして年に1回くらいあるか、ないか。


毎日のように部活していたわりには少ないと思う。


 


でもそのかわり、そのいくつかのファインプレイは今でも鮮明に思い出せる。


数が少ない分、ものすごく印象に残っているのだ。


どの練習で、自分がどんなパスから、どんなシュートを放ったか、はもちろん、その後の周囲のリアクションとか、空気感とか、手に取るように脳内で再現できる。


 


大学の頃のフットサルでもあった。あのときは自軍のゴールから相手側のゴールまでドリブルで、何人かかわしてシュートを決めた。なにかが降りてきた瞬間。しかもあれは公式戦だった。ベンチが沸いた。あの感覚。


 


しょぼいプレイで監督や先輩から怒られたり、呆れさせたりすることのほうが断然多かったけど、都合の良いことに、そういったことはほとんど覚えてない(笑)


 


宝石のようにキラキラ光っている記憶を僕はいまだに持ち歩いている。


それだけでも下手なりに部活を続けた甲斐はあったかもしれない。


 


そして、できればそういう貴重な記憶のコレクションを、


これからも一つでも増やせればなと思うわけであります。


 

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