一粒の涙が・・・沖縄へ

 一粒の涙が・・・沖縄へ


  昨日、初出場から58年目。 深紅の大優勝旗が、沖縄へ渡った。

  2010年度優勝校は、� 興 南 高 校 ″ であった。

  参加するだけで、観客から拍手をもらえた沖縄勢が、とうとう夏の壁を打ち破った

 瞬間だった。 

  自粛されていた� ハイサイおじさん ″ が解放され、独特のリズム波に乗るが如く、

 選手たちは甲子園のフィールドを縦横無尽に駆回り、大量の13点をもぎ取った。 

  島袋投手も1失点に抑え、強豪�東海大相模″らしい野球をさせなかった。

  
  数十年前の沖縄球児は、強豪と呼ばれる県内の高校へ競って進学し、甲子園でも

 優秀な成績を残すようになったが、昨今は県内・離島を含めベスト8〜16のチームが

 力をつけ、沖縄県予選でも熱戦が繰り広げられる様になってきたのだが、良い選手が

 分散化。逆に全国で勝つには・・・と認識していたが、その予想を見事に裏切ってくれた

 のが、我喜屋監督率いる�興南高校″だった。

  メンタルの部分から、技術・体力、そして甲子園で勝つための様々な工夫も取り入れ
 
 まだあどけさの残る、色黒選手たちを、春に続き夏の覇者へと導いた。

  逆境でも冷静に対処していた生徒達が見せた、優勝時の歓喜の和は、逆に胸を

 撫で下ろしたが、そこまで追い詰めないと、少しのほころびが後悔へと繋がるのを

 知っていたかのように、選手たちはメンタルに拘ってたのだろう。


  今頃、沖縄に帰る飛行機の中はどういう状況だろう。。。疲れ果てて、寝てるかな。

  しかし、あと数時間で異常なまでの沖縄の熱気に、選手たちもタジタジだろう。。。


  選手たちへ

  お疲れ様、そして� 感動をありがとう ″
 
30 Ochro


































 PS. 今年の甲子園決勝に、3名の大城君が出てました。たぶん、もう一生ない事で

 しょうが、10年後うちのチビが甲子園の電光掲示板に、大城の名を刻めるよう

 親父もがんばります。。。  
 
 

 
 

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