親父と廃材

久しぶりに実家に寄ってみました。



うちはド田舎。


なので、初めて嫁さんを連れて行くときは

『このまんま山に捨てられるんじゃないかと思ったw』とか、


またある後輩には『トトロが出そうw』等々、ボロクソに言われました。


未だにauの電波は家の外に出ないと入りません。

docomoはメチャメチャ入ります。

けど、父も母も妹も姪っ子も僕も嫁も姉もauユーザーですw




話がそれましたが、実家に寄った目的は『廃材処分』です。


仕事柄、木材の廃棄がよくたまるので、その度に実家に持って帰ってます。


よそではゴミでしょうが、実家では大いに役立ってます。


二つ理由がありまして、


一つは、お風呂がまだ薪で沸かすタイプだということ。

親父が大工なんで、バリバリ仕事してたときは現場で余った木材を持って帰って沸かしてました。

今はもう仕事もそんなにしてないので、この廃材が大助かりなんです。


二つ目は親父の趣味です。

職業柄、手先が器用で、自分でなんでも作ります。

畑を潰してなにやら色々工作してます。

親父です。



テーブルや椅子。
全て廃材から作ってます。


そしてこないだ驚いたのが



シーソーです。

この太い木は、僕の持って帰った廃材ではなくて、昔、餅つきをしていた木です。

木の上に乗って、踏みつけて、それこそシーソーのようにして餅つきをしていました。

こんな感じです。


(参考)

今は機械でやりますから、もう使わなくなったので、本当のシーソーにしてしまったようです。

昔は正月になれば親戚が集まって皆で餅つきをして楽しかったんです。

便利になればこういう風情というものも感じられなくなり、少し寂しいですね。




親父は今度は鉄棒を作るそうです。


親父曰く、とにかく大人も子供も集まれる場所にしたいそうです。


親父も歳を重ねて少し寂しさが増してきたのかもしれません。

あの親戚中が集まってにぎやかだった昔のような活気を取り戻そうと、頑張ってるんだと思います。


その為に、他にも蛍やカブトムシやメダカを育てたりしてます。


仕事一筋だった親父。

今は趣味に情熱を燃やしています。

生きた証を形に残してます。



僕の孫に、いつかこのシーソーの話をできるといいなぁ。

それまで親父の想いと一緒に
大事に残して行きたいです。









































































































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