娘に気を使わせる父。

昨夜、サンフレ勝利の余韻にひたっていると。


娘が珍しく…
『お父さん一緒に寝よ！』

と、言ってきました。
いつも嫁さんと寝るんで本当に珍しいんですよ。

テレビを消して布団に入ると娘が小声で話しかけてきました。
『ねーねー、結婚式のとき…恥ずかしかった？』

『うーん、緊張したよ』

『へぇ…』
何かを考えながら天井を見上げて、またこちらを向いて

『お母さんのことどう思った？あの洋服でどうだった？』

『可愛いって思ったよ』

『そうなんじゃ…』
僕の答えはわかってたはずなのに照れた顔をする娘。

『お父さんは？自分の格好見てどう思った？』

『え？』

『カッコイイって思った？』

『あぁ、自分では思わんかったよ』
少し笑いながら答えました。
すると娘は

『私は見てカッコイイって思ったよ』
と、言ってくれました。

そして、大きなあくびをして、目をつむり、僕の手を握って寝ました。


で、嬉しかったんですけど。


でも、なんで今日は一緒に寝てくれようとしたんかな？と、引っ掛かるものがありまして。

考えたんですよ。

それで考えた結果、何となく答えが出ました。


それは前日の夜。

みんなで布団に入ったとき。
娘が突然面白いことを言い出しました。

『あー！！寝れん！！お母さんが可愛くて見ときたくて寝られーん！！』

『えー？何それーー？』
嫁さんは大喜びで僕に

『ねー、聞いたー今の！』

浮かれてる嫁さんに僕は
『フン！』(-_-)
と鼻から息を吐き出して答えときました。

さらに娘は
『あー！お母さんのこと好きすぎて寝られーん！！』
とか、

『あー！私も子供が出来たらお母さんみたいに可愛いって言ってもらえるお母さんになりたいなー！』
と、連発。

その度に嫁さんは
『聞いたー？めっちゃかわいいこと言ってくれるー！』(*^^*)

と、僕に話しかけて来ます。
なので毎回『フン！』(-_-)と答えときました。
それでも浮かれた嫁さんは大笑い。

そして、娘に『お父さん、はぶてとるよ』と言いました。
※ はぶてとる = すねてる

そしたら娘は『え？お父さん、はぶてとるん？』と言ってました。




と、まぁこんなやりとりがあって、その場は面白おかしく終わったと思ってたんですけど。

今、考えると娘なりに気にしてたのかな？なんて思いまして。

僕が本気ではぶてたと思ったんじゃないんかな？と。
それで…

(お母さんばっかり誉めたらお父さんがすねやがった…。ちょっと機嫌とりたかっただけなのに…ったく、お父さんってめんどくさいなぁ…。まぁ、仕方ない…今夜あたり一緒に寝てやるか…。んでちょっとカッコイイって言っとけばいいじゃろ、ヨシ…)
『お父さん一緒に寝よ！』


と、僕の推理だとこういうことなんじゃないかなと。

そう思ったわけです。



娘ってこういうことに敏感なんで、ほんとに気を使わせたんなら申し訳なかったなぁ…。

僕はただ、あそこはすねた方が面白いと思っただけなんです…。





考えすぎ！！ \(^_^;)


あ、そうですかね？