オシムの言葉
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ゴロー
2009年12月06日 18:20 visibility36
ワールドカップのドローの結果についての、オシム日本代表監督のコメントの一部分です。
実にいいことを言っていますので、ご紹介します。
日本サッカーの中で欠けているもの、それは真実だ。特にサポーターは真実の情報が不足しているように思える。そこでメディアの役割が問われる。(中略)何が重要かを見極め、適切な報道をすること、賛辞ばかりではなく批評はしっかりすること、このことが日本サッカーの発展につながることを忘れてはいけない。
(スポーツナビより)
要は、日本の決勝トーナメント進出は難しいと言ってました。
私もそう思います。
そして、最後のこの部分で、マスコミの報道に対しても釘を刺しています。
要は、ちょっと頑張ればグループリーグ突破できるような言い方のいい加減な報道をするな。
日本代表の真の実力がどの程度なのか、きちんと事実を伝えろ。
そして、監督・選手をほめるような報道ばかりするな、と。
まさにその通り!
そりゃ私も日本代表にはがんばって欲しいです。
ベスト4まで進んで欲しいです。
でも私はそれが夢のまた夢だとわかっています。
でも実態は、報道によって惑わされ、それを知らない日本人がたくさんいるのです。
さらに選手も報道でチヤホヤされて、勘違いしちゃっている選手もいるのです。
今日のの某新聞の記事です。
(記事原文)
E組。「どの国も日本より上だけど、対応できる範囲内の相手」。岡田監督の感想は妥当だと思う。E組の中で日本は最も劣るが、伸びしろ次第で決勝トーナメント進出の可能性は限りなく広がる。
これとオシムが言うように、「真実の報道」という観点で添削してみます。
(添削後)
E組。「どの国も日本より上だけど、対応できる範囲内の相手」。岡田監督の感想は楽観的すぎる。E組の中で日本は最も劣っており、今後7ヶ月で見違えるほどの成長をしない限り、決勝トーナメント進出の可能性は極めて低い。
「ダメだ」と言うことも重要なのですよ。
Jリーグの試合で、私たちサポーターも、不甲斐ないプレーにはブーイングを飛ばしますよね。
それには悪意はこめられてなく、勝つために選手にがんばって欲しいからこそなのです。
報道だってそれと同じこと。
選手や監督の頑張りを促すために、事実を報道することが必要なのです。
それと、誤った情報で国民を惑わせないように!
それでは
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- 事務局に通報しました。
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