希望があふれる世界一。

最高の瞬間でした。
2006年に続いて、2009年の第2回大会も世界一に輝くとは。

勝敗は監督の采配にありとも言われますが、
それを乗り越える「底力」というものを感じました。

岩隈の7回で80球弱という省エネ投球
口火を切る内川のヒット

9回にはダルビッシュが全米と日本中を恐怖に陥れるGEKIJOがありましたがw


(Θ щ Θ)<呼んだか?

世界で一番の野球と感動を与えてくれた全選手・スタッフにはありがとう以外の言葉があるでしょうか。


勝負の決め手は何と言っても10回の表、最後のイチローの打席でしょう。
変化球をカットをされ続けた、イム・チャンヨン(東京ヤクルト)の投げる球はもうありませんでした。

三振しないバッターに回してしまったことがそもそもかもしれませんが、
ああやってことごとく投げる球をカットされ続けると、
バッテリーの心境としてみれば「もうダメだ」と思うでしょうね。

彼こそが最強のサムライなのかもしれません。


ちなみに、結果論ありきの話になってしまいますが、
9回にダルビッシュ投入は他のピッチャーの形を考えても致し方なかったのではないかというのが自分の見解です。

事実として立ち上がりが不安定で、かつ屋外に弱いというダルビッシュですが、
もう負けられない短期決戦で、相手はスピードボール(ストレート)に強いバッターが多い場面で藤川投入はリスクが高すぎます。

アメリカ戦でも同じことが言えました。
メジャーのバッターは速球派ピッチャーとも対戦しています。

いくら初速と終速に差があり、終速が速くなっていても、
ストレート勝負はパワーヒッターの場合、関係が無い、むしろ危険なのでは無いかと思いますね。

あくまで短期決戦での戦い方は通常のリーグ戦とはまったく違うのは
日本シリーズの西武のピッチャーの起用方法を例えてみればいいでしょうか。
逆を行くのが落合ドラゴンズかもしれませんけど。

個人の感情抜きにして、「勝つ」ということが至上命題ですからね。
それは監督やピッチングコーチが考えることであって、
結果で答えを出さなければいけない、非常に難しいものではあるんですけどね。

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