雨の中の死闘とはまさにこの事かな。
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あおいちぱんだ
2007年12月01日 23:54 visibility52
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 ロッテ2000501008ヤクルト0041000207勝利投手:バーン セーブ:小林雅英 敗戦投手:藤井 HR:里崎(5回満塁)・ベニー(7回ソロ)
試合開始予定時刻の14時を過ぎても始まらない今回は試合終了が19時を過ぎるというファンにとっても非常に疲れた試合であったと思われます。
かくいう私も前日の地味様炎上祭りを悔しさのバネに総武線へ乗り込み、
13時過ぎには球場入りしていたので6時間も神宮の中にいたわけで。
渡辺俊介と藤井で始まったゲームは立ち上がりが悪い藤井を責めたマリーンズが先制するものの、3回から俊介が突然崩れ、2−5と早くも嫌な空気が流れます。
しかも、雨は強くなる一方。
5回の表に入り「このままでは降雨コールドか・・・」という空気の中、バッターボックスに里崎が入ります。
大雨の5回、満塁のチャンス、バッターは里崎・・・
5
月24日の阪神戦、同様のシーンで里崎は空振りの三振に倒れ、試合は雨天コールドで敗戦になったゲームとほぼ同じシチュエーションです。
おまけにロッテは満塁で点が取れません。
ここぞという満塁のチャンスで得点できる確率は堀とサブローの打率と良い勝負ではないでしょうか。
ああ、ヤクルトが2代目の交流戦チャンピオンか・・
・なんて思った方はパリーグを知らなさすぎです。
ロッテは相手チームの胴上げをここ一番の帳尻パワーで阻止してきたチームなのです。
その帳尻パワーが炸裂します。
藤井の放った球を里崎がフルスイング。
(よっしゃ!逆転の2ベース・・・え?え?え?来るの?
あ!入った!!!
入っちゃったよ!!!
え?こんなことあるの?
という打球はファンの待つレフトスタンドへ豪快なグランドスラムを放ち、一気に逆転。
レフトスタンドは盆と正月が一緒に来たような大騒ぎ。
何十人とハイタッチの嵐。雨なんて関係有りません。
5
回からはバーンにスイッチし、途中では30分以上の中断があったものの、その後はすっかり雨がやみ、ゲームは再開。
その後、渡辺正人のやらかしなどで2点を奪われますが、高木・神田・藤田・コバマサと継投し、9回裏の攻撃も古田監督自身がネクストバッターサークルで素振りをやるなどしましたが、結局8−7でロッテが逃げ切り勝ちを収めました。
しかしまぁスコアボードが故障して得点はおろかカウントまで表示されなくなるわの大チョンボをはじめとして30分の中断では神田と小林雅がブルペンにトンボをかけ、ここは鹿児島か地方球場かと思えんばかりの貴重なシーンが見られました。
(追記以下の映像ですねw)
ただ、お腹いっぱいすぎますよ。
記録は3時間35分ですが、実質6時間を超える滞在は神宮だとしんどすぎます。
マリンの広さになれてしまうと古い上に狭すぎる神宮のスタンド内売店などはもっと改良の余地があるとは思うのですがね。
それにしても交流戦、仮にヤクルトが優勝したときに賞金は何に使われるのだろうか。
去年の交流戦で優勝したロッテは最寄り駅からマリンスタジアムへ向かうバスにラッピングを施したことは有名だけど、果たしてこれがどのようなものに向かうのだろうか。
「選手で食事に・・・」なんて言ったら間違いなく非難囂々であろうw
神宮がボールパークに出来るよう球場に来た人全員が納得できるお金の使い方はして欲しいものである。
- 事務局に通報しました。
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