嵐が去る中で、川崎フロンターレのナビスコの準々決勝は今年も死闘
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おーろら
2007年07月17日 01:15 visibility53
本当に良く頑張りました(^-^)
まさか120分やるとは思ってもみなかったです。
一戦目を甲府のホーム小瀬で劇的に負け、内容はここ一ヶ月のフロンターレと同じようなしっくりこない感じもあったし、前半の甲府のサッカーにビビリ気味なとこもあり、不安が多かったのに勝ってしまいました。
しかも劇的に。
本当に良かったねえ。
思わず泣けましたモン。
雨風がキックオフ直後にはとっても強く、どうしようかと思いましたが、霧雨で風が強い感じで、雨は止んで強風が残る中キックオフされました。
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一戦目から谷口とジュニーニョの目を見ると気合が入ってるのがわかったけど、頭8ハリ縫って出てきて、しかも2点取ってしまう谷口は本当に頑張り屋さん!!!
そんな試合だったんです。彼はやっぱりすごいです。
さて前半。
風が強く、下も滑る条件。
どうも川崎の選手がたくさん滑ってしまう感じが見え。ここ国立競技場で死ぬほどサッカーを見ている人間としてはちょっと嫌な感じ。スライディングでもなく、踏ん張ろうとしてこけてる。
そして、甲府のクリアが「蹴っていくサッカー」に見えて、そしてそれに対して二人くらいが全力で寄せてくる。
川崎の3バックとGKがビビッて居るように見え、しかもパスミスしたりボールを取られるような怖さがずーっとあった。
グランダーのバックパスも絶対に甲府のトップが寄せてくる。
こっちは風上の前半にも見えたが、ちょっと弱気。
※この2戦、川崎は4バック気味でした。失礼。でもこれは結構いいかも。
短くつなごうとすれば引っかかるし。
と思っていたら、出足の速い相手にやられてしまう。
相手のスルーパスに対応してカットし、前に運ぼうとドリブルして、パスの先を勇介が見た瞬間、後ろから須藤がかっさらい、そのままミドル。
ワンバウンド気味にファーに蹴ったシュート、これが決まってしまう。
「また須藤かよ・・・。」
甲府はトップにボールが入るけど、川崎はテセとジュニーニョに球が入らない。
甲府のほうがハッキリとしたゲーム運びだったかも。
全然ボールを拾えなくてねえ。
と、そんな時、ジュニーニョからテセへ入ったと思ったら右サイドの前の谷口へ。
今日もトップ下気味だった彼はGKと一対一。
ニアをグランダーで打ち抜いてゲット。反対のサイドネットに行ったボールは貴重な同点ゴールになる。
0-1でかなりまずい空気が流れるも、なんとか五分五分の雰囲気ハーフタイム。
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さて後半。
後半になっても結構受身のフロンターレ。
甲府が走る走る。
まあまあの展開だったかもしれないけど、全然向こうのほうが予感が匂う。
向こうが林健太郎を入れて、ボール回しが更に良くなってたみたい。
ジュニーニョが抜け出すもふかしてしまうし・・・。
今でもやばかったなあと振り返るそんな中、川崎がセットプレーを取る。
右CK。
あんまりCKはいいボール蹴れてない原田拓ですが、テセの頭にヒット。
ゴールエリア内、川崎フロンターレお得意のゴチャゴチャの中、谷口が負傷してる頭を忘れているのか、何も考えていないのか、体ごとゴール!!!
ネットに頭が触れて痛がってるけど、これで2試合合計でのリードをやっとつかむ。
でも今日はこれでまだ半分(爆)。
本当にナビスコは厳しい。
こんなに面白いとは、と去年知りましたが、今年もでした(^_^;)
なんか川崎がバックラインで回していてボールかっさらって行かれ、それを死守したりと相変わらず疲れる展開。
と、一個一個が大切なプレーで、危険な左CKを与えてしまう。
川崎はDFが大山脈だけど、なんかまたゴチャゴチャしてシュートまで持っていかれる。
GKはかき出すけど取れません(涙)。
こぼれたところを、マタマタマタマタ須藤に決められ、流れも雰囲気も甲府へ。
ここはさすがにくじけそうでした。
井川を入れていて、守りに入る感じだったけどまた守れなかったんです。
ところがこの井川が仕事をする。
この場面で左利きのスーパーFW黒津を投入して、切り札はここだと思っていたんだけど、井川がやってくれる。
いつも微妙だったのに、この日は4バックでSBだったからか?いい展開が訪れる。
右の大外は相手も薄めだったりして、後ろからのボールで一人外して一気に前線に突破。
右の前目で仕掛けたら、なんと相手がこけて、えぐってPAに進入!!!
本人の談話どおり、マイナスのクロスでカウンター食らってたりした川崎だけど、チョンテセがニアに飛び込み、まさかの88分、二試合トータルの同点ゴールを奪う。
完全に井川の殊勲。
延長戦。
J見ていて、延長戦を二年連続で見れちゃうのはスゴイ。
川崎の円陣もいい感じだったけど、今日は国立だけどサポーターも頑張った。
メインで見ていたけど、みんな応援してたなあ。
初戦、甲府大木監督に、
「相手は後半必ずバテる」
といわれていたのが物凄く悔しかったんだけど、この日の川崎は甦ってました。
2-3、3-2で延長になった時点で、甲府より勢いが勝った感じになりましたから。
もちろん甲府も走って波状攻撃を仕掛けたけど、気持ちが全然前半と違う。
本当にいい勝負でした。
延長前半の最後にも時計が15分になって駄目だったけどチャンスを作っていたフロンターレ。何となくいつも来るから信じられました。黒津居るし。
PKだけが嫌だったんだけど、歓喜は最後の舞台で待ってました。
甲府も足がきついながら攻めていたけど、115分。
落合、大橋から真ん中で何故かフリーになった黒津へ。
トラップもミートも完璧。
左足から放たれたミドルはゴール右隅へ決まり、川崎の準々決勝は歓喜で幕を下ろすことになりました。
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ちょっと雑だったけど、こんな感じでした。
こんなことってあるんだなあって思いました。
次は去年悔しかった舞台。
去年よりキツイことは周知の通り。
さあどうなる?
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