中田翔、あともう少し!?

  • TTO
    2014年08月30日 05:52 visibility112

「腕は無いと思って振ってください」

井上雄彦さんが「バガボンド」で描く、宮本武蔵が言った言葉です


ま、要するに腕の感覚を消してしなやかに振りなさい


という事なんでしょう


しなやかに。。


よく言う、インサイドアウトとはこの事か?


とも思いますが、近いっちゃ近いけど、なんか違う感じも


腕を柔らかく、しなやかに


日ハムにこの感覚を知っている?と思われる選手がいます


陽岱剛

いまや、飛距離ではチームではNo.1の選手


この陽の振り方が「腕の感覚」が消えているようにみえます


そしてもう一人
これに近づきつつある?のが

中田翔。。




。。かもしれませんw


最近、中田は悩んでるようにみえます


数字上の事も勿論ですが、何よりどうもフォーム自体がしっくり来てないんじゃないかと


中田は今年に入って、明らかに軸で打つフォームに変わってきました


これによってボールを捉える形は確実に良くなってきた


でも、なかなか打球が飛ばない


そして最近、どうも回旋運動の邪魔者に気づき始めたようです


そう、前足

軸は一つ

の筈なのに、その軸で回ろうとするとつっかえ棒がある


このつっかえ棒をどうにかしようと悪戦苦闘しているように僕には映ります


それで一昨日だかに観た時、何とかしてバットをよりスムーズに出そう、出そうとファールを打ち続ける姿がありました


その時に思いました

少しずつだけど、動きの無駄が取れて、スムーズなフォームに近づきつつあるかな?

って

これは本当に感覚的なモノなんで、体感してないと解らないんですが。。


バットを振る能力は、日ハムでは

右は岡大海、左は大谷翔平かな?


基準は振れるコース(特に高低)の広さ

これは上半身の可動域が関係していると思います


中田はこれが異常に狭い

でも、じゃあ陽は広いのかって言うと、そんな事は無くて


上半身が柔らかくても、振り方が硬かったら腕は無くなってません


ま、両方大事なんですけど


中田本人も陽との違いはなんとなく気づきだしているように見えます


彼はダルに「55本打つまでは認めない」と言われたとか

そんなん絶対、無理やって正直思いました

でも、今の中田を観ていると
絶対無理ってほどではないようにも感じています

あともう少し!

なんか自分自身に言っているような気もしますw

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