さんぜんきゅうひゃくえん

ある方から「家族でひとつのことに夢中になれるって、いいね!」と声をかけられました。

その通りです。
FC岐阜とサッカーの話題をするとき、親子は対等な目線になれます。
喜びも、残念も分かち合えたり、叱るときのたとえ話にサッカーを持ち出すこともしばしば。
(すぐに弱音をあげる息子に「FC岐阜の選手が、途中でサッカーやめたら、
 みんな怒るだろう!?カッコワルイだろう?」みたいな感じ。)

最初からわたしは積極的だったわけじゃないんですよ。
東海リーグの頃も、JFLの頃も、雨が降ったら「やめておくわ、こども小さいし」といって
留守番していましたから。
でも、ある時「どうせだったら、わたしも本腰を入れて応援した方が楽しいよね」と
気がついたのです。
だって、どうせレプリカユニフォーム買うんだったら、しぶしぶお金だすよりは
今年は誰々に期待だね!とウキウキ買った方が楽しい。
他のことには無駄遣いしないんだから、サッカーくらいねって
お財布をゆるめてあげる妻をもち、うちの旦那は幸せです。絶対。


でもですね、こどもに対しては、甘くないです。
簡単に欲しいものが手に入っては、教育上よろしくありません。
「自分のお年玉から出しなさい」が基本です。

ガチャガチャ→
 200円貸してあげるわよ?返しなさいよww

背番号入りタオルマフラー→
 お年玉のポチ袋のまま、100円玉18枚ぎっちり詰めてお買い物ww
 間瀬さんが一生懸命数えて下さいました。

長男次男が着ているレプリカユニみたいな背番号Tシャツ→
 おじいちゃんおばあちゃんに営業活動、スポンサーゲット(笑)
 簡単には買ってあげる約束をしないよう頼んでいたので、
 「ひらがな読めるように頑張る」(次男)
 「ピアノの練習頑張る」(長男)だのなんだの、かなり頑張っていました。


枝豆てぬぐい→
 次男が、貯金箱をひっくり返したら700円しかなかった!
 (1000円なのに)
 またも、おばあちゃんに「おかねがね、たりないの…」と泣きつく。
 300円お小遣いをいただいて、無事購入〜。

今年度のシーズンチケット→
 これは、長男は「小学生になったら買ってもらえるものだ」と思い込んでいました。
 これに対して、夫の長い説教。

 いやいや、なんで「買ってもらえるのが当たり前」なの?
 正直、キッズキャンペーンとかあるに違いないから、
 お金だけの事を考えたらシーズンチケットじゃない方が小学生は安いと思うよ。
 シーズンチケットはね、「サポーターのしるし」なんだ。
 かっこいい小学生になってみろ。
 朝、グズグズ泣かずに起きて、ご飯をしっかり食べろ。
 かっこいい小学生になれるってお父さんが思えたら、シーズンチケット買ってやる。

 長男、むっちゃくちゃ頑張りました。嫌いなお肉も食べました。
 朝目覚ましを抱えて、必死に起きました。そしてやっとこシーズンチケットゲット。

さて、前置きが長くなりました。
3900円、この値段は
オフィシャルフォトから売り出された、佐藤洸一100試合出場記念写真の値段です。
長男が「ほしいなあ〜、部屋にかざりたいなあ〜。」と眺めていました。
でも値段を聞いてびっくり。
「ガチャガチャ20回分くらい。
 ピーピーラムネがスギ薬局で55個くらい買えます。」
(わたしはいつもチロルチョコとかラムネに置き換えますww)

「む!むりー!」

でもね、うちのもうひとつの教育方針は
「あきらめるな!」なんですよ。
正直3900円は高いだろーって思うんですけど
ポケモンのおもちゃ買えるよとか、ドラえもんの漫画何冊買えるよとか
それと天秤にかけても欲しいというなら、
頑張らせる価値があるのかなあ…うーん、と頭を抱えています。

実のところ、お年玉で、親戚からもらったものを没収してある分がある(笑)
それを出してくれば、解決なんだけど
それじゃ、面白くないし…。

これで洸一が得点王争いとかしちゃってたら、なんにも迷うことないのにさ…
と思ったり
いやいや、こういう時こそ、坊主が必死に買ってサイン貰いに行ったら
気持ちが伝わるかもね…と旦那がぽろりと言った言葉が気になったり。

というわけで、ちょっと親子で悩んでいるところです。


 
 



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