
東京ド−ム 対中日
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riverside
2008年05月13日 02:58 visibility87
巨人 ○ 9−3 ● 中日
先発はグライシンガー 、中田。
初回を3人で抑えた巨人は、先頭の亀井が内野安打で出塁すると中田のけん制悪送球で3塁まで進む。
続く坂本が追い込まれながらも犠飛で先制。ここまでわずか9球。
両先発ともに二桁勝利を計算されている投手だったが、この日はあまりよくなかった。
先に崩れたのはグライシンガー。
3回に先頭の森野がヒットで出塁すると珍しく制球を乱し、谷繁に四球。
ここで9番中田がきっちりと犠打を決める。こういう攻撃は大いに見習いたい。
1死23塁のピンチにワイルドピッチで1失点。更に荒木も四球で出塁させてしまう。
続く井端にもきっちり適時打を決められこのまま大量失点かという場面だったが、不調の李で併殺打。
2点ビハインドの巨人は4回にラミレスのソロ本塁打で追い上げ、5回に隠善、亀井で同点とする。ちなみにこの回、グライシンガーはバント失敗。
5回以降立ち直ったグライシンガーは結局、7回4被安打3失点。グライシンガーの踏ん張りが逆転劇を後押ししてくれた。
逆に中日先発中田は6回に正念場を迎える。
先頭の小笠原に本塁打を打たれてから急に崩れた。この時の球はリプレイでみたところ寸分の狂いもなくど真ん中だった。
同点となって、本塁打を打たれているラミレスに四球、阿部を抑えるもゴンザレス、隠善、脇谷に3連打。逆転を許し、グライシンガーを抑えたところで降板。
この日の試合を決めたのは、両先発ピンチを迎えてからの投球の差だったと思う。悪い中での投球、ピンチの場面での投球、そういった部分の差が試合を動かしたように感じた。
グライシンガーは特にそういう部分がいい。なんだかんだで4被安打で7回を投げ切る。
そこからの中日は捨て試合ムード。7回に登板した金剛もエラーから3失点。
この日の巨人はゴンザレスから脇谷までの下位打線がつながった。
まだ阿部が流れを切っているようだが、徐々に調子を上げていると思う。
相手のエラー(盗塁成功も含めて)にチャンスメイクしてもらった試合だったが、それをモノにして巨人の勝利。
本来ならばエラー分を犠打や走塁で埋めていけたら理想的。
投手陣の踏ん張りのおかげ。結局5回以降はパーフェクトピッチングだった。
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