5858：吉田えり投手、ＮＹ紙のトップに掲載

男子も一緒の野球で、打たれたとは言え、向かっていく姿は大和撫子そのものです。素晴らしい。
Ｋｎｕｃｋｌｅ　Ｐｒｉｎｃｅｓｓ　Ａｒｒｉｖｅｓ！

【ニューヨーク共同】３１日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、野球の米独立リーグで男子選手を相手にデビューした吉田えり投手（１８）の記事を「ナックル・プリンセス登場」の見出しとともにスポーツ面のトップに据えた。

　カリフォルニア州チコに本拠を置くアウトローズ所属の吉田は、２９日のシマロンズ戦に公式戦初登板。先発で３回を本塁打を含む５安打４失点だった。同紙は、監督、チームメートやファンに吉田自身の辛抱強さを示したとし、日本ハムでもプレーした経験を持つマーシャル・ゼネラルマネジャーの「わたしが日本でプレーしたときには通訳がいて、家も確保されていた。単身、異国に来てプレーするエリの精神力は素晴らしい」とのコメントを紹介した。

　ただ同紙は、大リーグの傘下にない独立リーグについても触れ、メジャー経験を持つ相手チームの選手の「観客を楽しませるという意味ではいいかもしれない」との談話も紹介している。