エースの自覚、エースの苦悩。

契約更改も次々に進み、徐々に主力組も契約更改が始まっています。

朝倉健太と中田賢一の契約更改が本日中日スポーツで発表されました。

健太は今季推定年俸、1億1,500万円から大幅ダウンの9,000万円で

一発サインをしたようです。所要時間も20分程度の潔よさ。

健太コメント「ボクも来年は１０年目。

この悔しさをバネに、しっかりしたところを見せたい。

エースとして認められたいし、認められるように努力していきたい。

活躍したらまた上げてください」のひと言で判を押した表情はすっきりしていた。

（中日スポーツweb引用）

確かに今シーズンは全く駄目だったよね、健太・・・。

右腕血行障害という思わぬ怪我と手術があったから致し方ないけど、

それを理由にごねなかった所に、健太の男らしさと、

『エースになってやろう』と言う意気込みを感じました。

来シーズンは名誉挽回の活躍を見せてくれそうな期待が持てます。

健太もチームの中ではもうリーダー格になりつつあるし、

そろそろエースの自覚を持ち始めてるのね。頼もしい！

憲伸の穴を埋めるとか、憲伸のようなエースになって欲しいとかは思わないから、

健太は健太らしく新しいドラゴンズのエース像を目指して頑張ってくれ！

賢一は今季推定年俸9,000万円から

大幅ダウンの7,000万円提示に戸惑っての保留。

賢ちゃんは入団からスムーズに成績も年俸も上がり続けていたから、

こんなに苦しんだシーズンは初だよね。

本人も減額は覚悟で臨んだようですが、想像以上の減額に驚いたんでしょうね。

賢ちゃん的に、登板した試合の半分以上が上位チームとの対戦だった事と、

前半戦であげた7勝をもう少し評価して欲しかったようです。

確かに、後半があまりに悲惨な状態だったので忘れがちだけど、

前半はテンポよく勝利を納めていたんだよね。

登板する試合がほとんど上位チーム。

つまり巨人戦と阪神戦での登板回数が多いって事は、

監督がそれだけ賢ちゃんに期待をしている証拠。

エース候補として認められている証。

その期待に応えられるようになってこそエース。

同じ7勝のチェンは今季推定年俸600万円の選手。

同じ結果では駄目って事ですね。

そういえば、チェンも散々巨人戦、阪神戦に登板させられてたし

やっぱり甘えたことを言ってられない立場になったみたいよ、賢一殿！

憲伸がよく契約更改時に揉めていたのも確か同じ理由だったな。

賢一殿も4年目にしてもうエースの苦悩を垣間見ているのかな？

そう思うとやっぱりエースへの階段を昇りつつあるんだね。

今年散々賢一殿の暴れっぷりに胃を痛めドラゴンズファンですが、

やっぱり賢一殿に寄せる期待は大きく、諦めきれないのもドラゴンズファン。

先日のファン感謝デーでのアンケートで「来シーズンの開幕投手候補」の結果

ナンバー1が中田賢一でした。

このドラゴンズファンのデッカイ期待を背負って、

来シーズンはまた2桁勝利の活躍を見せてね、賢ちゃん！