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  • 南雄太official mark
    2012年04月18日 00:38 visibility27

おとといの松本山雅戦後から、たくさんのコメントを自分のブログにくださって本当にありがとうございます



温かいコメント、厳しいコメント、ポジティブなものからネガティブなものまで本当に様々でしたが



コメント全てに目を通し、色んなものを感じ考えさせられました





高いお金を払って観戦しに来てくれる皆様に対して、プロの興行としてそれに見合ったものを見せる事ができなけれれば



自分達の職業は叩かれたり厳しい事を言われるのは当然だと思います



そして対価に見合ってなければ、そういったものを“言う権利”がサポーターの皆さんにはあるのは当然だと思うので



今回こうして自分のブログに寄せられた意見に、今まで通り真摯に向き合いたいと思います





そしてその中で自分が感じた事を書きたいと思います





まず



俺は何と言われようが、思われようが絶対にあきらめないという事



「昇格はあきらめたので、降格だけはしないように」

「もう試合は観にいきません」



などと言った厳しい意見などもいくつかありました



人それぞれ感じ方、考え方があるのでそれを否定するつもりは全くないしあの試合を観たらそう思うのも無理はないとも思います



だけど自分は今がどんなにダメでも可能性のある限り目標を途中で投げたり、あきらめたりは絶対にしません



これは人生と一緒で、個人としてもチームとしても浮き沈みがある事はサッカーの世界でも当然同じであって



必ずどんなチーム、どんな選手にも歴史を積み重ねていけばいい時悪い時があります





自分は今年でプロ生活が15年目になります



柏の時にはチームとして2度のJ2降格やJ1昇格、勝ち点1差で優勝を逃したり



心が擦り切れるようなプレッシャーの入れ替え戦を2年連続でやった事もありました



個人としても18歳でレギュラーをとってワールドユースで世界を相手に準優勝するなどのいい時期があったり


皆さんもご存知の通り歴史に残るようなオウンゴールをしてしまって泣きたいくらいまわりに叩かれた事もあったし


10年守ったポジションを失い、戦力外通告をうけた事


そして戦力外通告をうけた自分を拾ってくれたロアッソでまたプレーする事が出来、現在柏の時には出来なかったフル出場を2年連続でする事が出来たりと



いい時も悪い時も、嬉しい事苦しい事もたくさん経験してきました





そんなプロ生活の中で後悔している事





それは“もう自分じゃ無理だ”とか“これ以上はできない”と、あきらめたり投げてしまった事が何度かあった事



後々に勝手に自分で判断せずに、もっと頑張っておけばよかったとすごく後悔したから強くそう感じます



頑張ってたからといって結果は変わらなかったかもしれないけど、100%でやってダメなら自分自身の中で納得がいくと思う



柏の最後の年、リーグ戦の出場はプロ生活で初めて1試合もありませんでした



だけど“必ず誰かが見てくれていてチャンスが来るはず”、“もっと上手くなりたい”



そういった気持ちを持ち続け貪欲にうまくなる事、そして試合に出るという事に没頭し



あきらめる事、腐る事なくやったと誰に対しても胸をはれるくらいやった自負があったので



試合に出れなかったのは自分に力がなかっただけと思えたし、全力でやった結果だったので不思議とこの1年に関しては全くといっていいほど後悔はありませんでした



そしてこの1年があったからロアッソでまたピッチに立つ事が出来たんだと思う事ができました



要は自分が今までのプロ生活で何よりも大切だと感じた事は


“最後の最後まであきらめない、投げださないという事”


“やれる(できる)と信じる事”



だから今がどんなに悪くても、自分は今季掲げた「J1昇格」という目標を可能性のある限り絶対にあきらめません



8試合で勝ち点7という成績だし、今のチームじゃ無理だとかいう意見はもちろんあると思います



だけど自分達が自分達を信じれなくなったらそこで終わりだと思うし、サポーターの皆さんにもやっぱり最後の最後まであきらめず信じて共に戦っていってほしい



今のチームにがっかりしたり、ムカついたりするのはわかるけれど信じてついてきてほしい



目標を達成するには選手、サポーターが一つになって進んでいかなければ絶対に達成する事はできません



そう断言できるくらいサポーターの皆さんの存在は必要不可欠なのです



だから必ずまたいい時が来ると信じ、でもそれは待っているだけでなくもちろん自分達の手で手繰り寄せないといけないので



個人としてもチームとしても、今まで以上にもっともっと厳しく自分達をおいこんで努力していきたいと思います



だから今がどんなに苦しくても、絶望的だったとしても必ず明るい未来が待っているとポジティブに信じ一緒に戦っていきましょう





うまく皆さんに伝えれたか自信はありませんが、これが自分が今思う正直な気持ちです





ではまた明日から、2度とあんな無様な試合をしないように愛媛戦にむけて頑張りたいと思います


ロアッソ熊本 南 雄太



PS


試合中に倒れた怪我は問題ない大丈夫です


心配してくれた皆さん、本当にすみませんでした

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