
あえて書きます
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南雄太
2010年11月30日 22:56 visibility235
Jリーグも残すところ最後の1試合になりましたが、試合以外の部分でもこの時期は選手の移籍や契約の話題が新聞などを賑わします
今日はそんな最近の話題について今思う事を書きたいと思います
色んな選手の動向がメディアに出ていますが、自分が触れたいのは
「戦力外通告」
を受けた選手についてです
近年の日本経済の景気の悪化によって、サッカー界も少なからずどのクラブもその煽りを受け経営状態が悪化し
30歳前後の高額年俸の選手達が戦力外通告を受けチームを退団するケースが激増しています
その選手の中にはチーム生え抜きで十数年もの長い年月をチームの為に身を粉にして働いていた選手達も含まれています
今年でいえば清水エスパルスの伊東選手や市川選手、横浜F・マリノスの松田選手や坂田選手などずっと一つのチームで活躍してきた“チームの顔”の選手達です
戦力外通告というのは俗にいう“0円提示”というやつで、シーズン終了後に受け取る金額提示の欄が“0円”となっていて言い方は悪いですが
“クビ”という事です
自分が言いたいのは何故このような長らくチームを支えてきた功労者の選手に対して“0円提示”なのか?ということです
実力があっても年俸が数千万円と高いからとクビにする
じゃあ何故数百万円でもうちでやってくれないか?と0円提示ではなくダウン提示をしないのか?
よくチーム関係者のコメントで
「今まで活躍してきた選手に対してそんな安い金額を提示するのは失礼」
とか「来季は出場機会が減るからその選手のためにクビにした」
というコメントを見るけどそれはちょっと違うと思う
年俸が高いからっていうんだったら、事情を説明して少ない額でも提示する
出場機会が減るんだったらそれを本人にちゃんと話した上で、それでもうちでやるのか他のチームに移籍するのかを話し合うなど
それらを決めるのは、選択するのは“選手”じゃなきゃいけないと思うんだ
それぐらいの事をチームに対して残してきた選手達なんだから
クビにしたらその選択肢そのものが選手にはないわけで・・・・・・・・・・・
安い金額より0円提示する方がよっぽど失礼だと思うだけど
要はそういう功労者に対してのリスペクトが、配慮があまりにもなさすぎるんじゃないかということ
(金額が)安くて若い動ける選手
最近クラブから求められる選手はこういう選手ばかりのような気がします
サポーターから、地元の人達から愛されるベテラン選手達がどんどんいなくなっていく
これはJリーグにとってとてもとても大きな損失だと思います
また実力のある選手達が年俸が高いからという理由だけでクビにされていけば、Jリーグ自体のレベルもどんどん下がっていってしまうと思います
「プロは実力の世界」
というフレーズがあるけど、このままではそんな言葉もなくなってしまうんじゃないかと思ってしまいます
たぶん安くても“このチームが好きだから”って、それを受け入れてそのチームでプレイする選手はなかには絶対にいると思います
各クラブ様々な事情があるのはわかるし、色んな考えもあると思うので自分なんかが一概にクラブを批判するつもりはありません
ただもうちょっとやり方というか、選手とクラブが一方的ではなくお互いにもう少し話しあえば着地点みたいなところがあるんじゃないかと思うんで
それと最近新聞でこういった記事を見るたびに感じる事なので、きれいごとに聞こえてしまうかもしれないけれど
今日は書いてみました
気分を悪くされてしまった人がいたら本当に申し訳ないです
でも自分も去年クビを経験して、色んな事を感じたのでそうなった選手の立場としてあえて意見してみました
では、今日はこのへんで
(^-^)
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- 事務局に通報しました。

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