ある元プロ野球選手の講話
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ゴエモン17
2009年04月05日 13:29 visibility587
昨日4月4日(土)に東高円寺駅近くの某ホールで
東地区社員(約500名)が集まり新年度会社方針説明会が有りました。
そこにゲストスピーチとして元オリックスの「パンチ佐藤」氏をお招き
しました。
1時間の講話でとても楽しく場は盛り上がり、当然野球の話も沢山ありました。
亜細亜大学時代、熊谷組での社会人野球時代、
オリックス時代の監督(上田監督、土井監督、仰木監督)の裏話はもちろん、
中日時代・阪神時代の星野監督と選手間の話は最高に面白かったです。
例をあげてみますと、
阪神時代の星野監督は厳しい監督で、例えば井川投手が打たれていた時に
井川投手へ叱るとヘコンでしまい井川投手には叱れない為、矢野捕手を
ベンチ裏へ呼び「お前の配球が悪い」と矢野捕手を蹴り飛ばしていたそうです。
でもこっそり星野監督は矢野捕手に対して「30万を渡してすまなかったな」
などがあったそうです。
井川投手が横で見ていて「自分のせいで矢野さんが叱られている」と思い、
次の回からは見違える様なピッチングになり完璧に抑えていたそうです。
矢野捕手も抑えても打たれてもどちらでもよく30万円もらえるので「打たれてまた、
叱られたいな〜」など思っていたそうです。
パンチ佐藤氏はピンチヒッターに出る事が多かった事の話で、
例えば元ロッテの伊良部投手が出てきた時に伊良部投手のストレート150km、
ホーク140kmと「これは打てないな。では、何が打てるんだ」と考えて
「カーブなら打てそうだ」と考えたそうです。
「では、カーブを投げる癖はないか」など考えていたら
やはり有るんですね、人には癖。
「セットポジション時、ストレートはベルトの上に手を置く、カーブはベルトの下に
手を置く、ホークはベルト付近でボールを指に挟む為、手を動かす」
など癖が有ったそうです。
パンチ佐藤氏が引退する時に「伊良部、投げる時の癖がばれるぞ直せよ」
とアドバイスを残して去ったそうです。
そう言った裏話やら芸能界の裏話などたくさん講話していただいたのでとても
有意義な時間を過ごせました。
やはり「人の癖、しぐさ、感情などを見抜く技量も野球にはかかせないのだなー」
と実感しました。
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- 事務局に通報しました。
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