バルディのジャパニーズドリーム
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そらまめ
2009年12月02日 21:56 visibility33
ローズとの契約交渉が難航しているオリックスが、新たな助っ人として、阪神を自由契約となっているアーロム・バルディリス内野手との契約に合意し、入団が正式決定となったそうだ。
バルディリスは、育成で阪神に入団、遊撃以外の内野を一軍でも経験し、無事に仕事をこなしている。
1年目の途中から支配下枠に昇格した選手だ。
阪神在籍の2年間の打撃成績は、1軍で通算打率・205、4本塁打、17打点とまだまだ並以下の成績。
守備では球捌きに若干の荒さがあるが、華麗なファインプレーを見せるなど、非凡なところを見せていた。
いわゆる即戦力の助っ人外人ではなく、そのパワー、潜在能力を育成して作り上げる選手として、まだまだ結果を求めるのではなく、3年目、4年目の開花を待ってほしかったと思う選手だった。
今季2軍で首位打者を獲得し、その成長は目に見えるものがあったと思う。
しかし、阪神は1軍では、結果や成績を残せない、延びしろが無いと判断。
3年目の契約を結ぶことは無かった。
逆にオリックスは、三塁、二塁など内野守備をこなせる点と成長力などが補強ポイントに合致していると評価。
岡田監督も良く知っている選手であり、虎でのスーパーサブ的な働き、今年のファームでの実績を熟知し、期待を寄せているという。
バルディリス。
そろそろ驚く開花を魅せるかもしれない。
バルディのジャパニーズドリーム続編を楽しみにしてみたい。
将来、阪神が、国産スーパー助っ人を手放した球団として非難され、更には相変わらず外国人獲得戦略が下手な球団と言われつづけられてなければ良いのだが。
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