さらば 読売戦の地上波中継

テレビのプロ野球の中継はここ数年、低迷が続いている。

去年3月にフジテレビ系で放送された開幕戦のヤクルト対読売ナイター中継の平均視聴率は11・0%だったそうだ。

一昨年の13・1%を下回り、読売絡みの開幕戦のナイター中継としては過去最低を記録したとか。

読売がセ・リーグ優勝を決めた 一昨年10月には試合中継の地上波放送すらなかった。

読売戦を中心として、地上派のプロ野球中継の視聴率が低迷している中で、日テレは、地上波で行っていた読売主催ゲームの放送を大幅にBS日テレの放送へ移す事としたようだ。

その結果、今年の地上波放送予定は、たったの26試合だけ。

少ないと思われた昨年でも42試合有ったのに・・・

26試合のうちナイター中継はたったの15試合。

さらに、読売の優勝の望みが無い場合は、終盤の4試合の地上波中継も中止(BSに切り替え)。

そんなわけで、結局22試合しか放送しないことに、ほぼ決定だ。

さらに試合の延長中継放送は4月3日の開幕戦のみで一切行なわないらしい。

再来年度以降も、今年も低迷すればさらに減らす可能性も示唆している。


なんだかなぁ・・・・・

今後の日テレの野球中継は、BS、CSを効率的に使って行くとの事。

今年はBSでの中継数は52試合。CSでは主催全試合が中継される。


もう地上波だけでは完全にプロ野球中継が見られない時代が直ぐそこにきている。

視聴率の低迷が原因だとは言え、BS、CSのシステムが無い、契約していない家庭は、見たくても見られないこととなる。

不況の世の中、BS、CSのシステムを新規に契約しようというところも少ないだろうし、既に契約している家庭も出費削減で契約解除が頻発している昨今、ますますプロ野球のテレビ観戦離れという状況が拡大していきそうだ。


あーあ・・・・

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