落書き騒動に思う

非野球ネタ・・・

日本人のモラルが問われている落書き騒動。
世界遺産に登録された物件、土地に自らを誇るべく落書き、記念の落書きなどが見られていることが報道されている。
そして今度は、野球関係者もこの騒ぎを起こしていると話題になっている。

茨城県内の某高校での話だという。
生徒や野球部員を指導するべき監督が新婚旅行でイタリアを訪問した際にフィレンツェの「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の柱に書いたと疑われる落書きが見っかて、指摘を受け、県高野連が調査に乗り出していると報道されている。

浅はかな学生が起こしたこの落書き騒動。
我が街でもあらゆるところにいろんな落書きもあり、この日本人のモラルの低さは今に始まった話ではない。
だが、最近はマスコミの派手な報道から一つ一つの落書きを解析して、揚足取りになっている感も否めない。

落書きをした監督が指導する高校も県の第90回全国高校野球選手権県大会に出場予定だという。
仮に、監督がその行為をしていたと判明した場合、同校野球部が出場辞退なんてなるのだろうか。

街中の至る処にある落書き。
店舗のシャッターや住宅の白壁などに大きく書かれた不可解な落書き。
落書き、それを行って何をしたいんだろう。
何を誇示したいんだろう。
そして、落書き騒動を過激にまくし立てているマスコミは何をしたいんだろう。

野球部監督も、もし落書きをしていたとしたら、そうした行為を行った1人にすぎない。
マスコミに煽られて、辞任だとか、重い処罰を受ける必要があるのだろうか。
その立場をわきまえ、真摯にきちんと謝ればいいのではないか。
日本人社会のモラルの歪みは拙いことだ。
しかしこうした問題をさらに拡大させ、違った方向に向けさせるマスコミの起こす歪みもさらにおかしな事だ。


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