甲子園球場を包み込む一面緑のツタを見られる日は・・・

甲子園球場の改装工事に伴い、その外壁を覆っていたあの名物のツタがすべて伐採されて久しい。
やはり、あのツタがないと寂しい感じは否めないし、ツタもどきのボードはしっくり来ない。
甲子園のリニューアル後には、あのツタを外壁に再生させるという。
改修工事に先立って、高野連が2000年に、全国の加盟校にツタを贈った。
このうち順調に育成されている233校で育てられたツタが2009年3月に「里帰り」してくるということだ。
ちょっと古い話であるが、先月、6月14日に、来年の里帰りに先立ち「ツタの里帰りセレモニー」が行なわれた。
近畿2府4県から選ばれた6校の主将と高野連会長らがこの日に、一足早く記念植樹などをしたという。
あの名物のツタが2009年3月以降に植樹されたとして、元の状態に戻るのはどのくらいの時を必要とするのだろう。
改装工事前の状態のツタはその長い甲子園の歴史の中で育てられてきている。
甲子園を包むあの緑のツタ。
あの状態と同じような甲子園のツタを、もう一度見られる日が、自分にあるのだろうか。
そんなことをふと思ったニュースであった。

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