惜別!去り行く選手たちへ


シーズンが終わり、またストーブリーグの季節になってきた。
来季に向けた秋季キャンプも始まりつつあり、来季への選手の契約更改も始まりつつある。
契約更改といえば、やはり寂しいのは、現役引退や、戦力外対象となり球団をチームを去る選手、スタッフが出ること。
でも、これも、選手の体力の限界、そして常に優勝を目標に戦うチームにとっての活性化のために致し方の無いこと。
しかし、1軍華舞台で活躍できた選手はまだしも、夢をもって入団したが、花を咲かすこと無く去っていく選手もいる。
そういった彼らのこれからに、幸あることを願いたいものである。
我らのタイガースも、今現在で8名の選手がユニフォームを脱ぎ、虎戦士から外れることになった。
現役を引退する、筒井壮選手、萱島大介選手、町田公二郎選手、片岡篤史選手。
戦力外となった、石橋尚到選手、中林佑輔選手、クリス・オクスプリング選手、シェーン・スペンサー選手。
皆さん本当にお疲れ様。
夢と希望を与えてくれてありがとう。感謝したいと思います。









 




○筒井壮選手
中日より移籍してきた内野手でした。星野仙一SDの甥っ子としても有名ですね。
ファームでは、その明るいキャラクターで若い選手たちを引っ張っていました。
現役を引退して今後は育成コーチとしてチームに残るそうです。
若虎を1軍で活躍できる選手に育成するため、今後もご尽力いただきたいと思います。



○萱島大介選手
ローソンから2002年度のドラフト11巡目で入団した内野手でした。
その愛らしい顔つきで、ひょうきんなイメージを持ちました。
独特な送球フォーム、そして何よりも赤星憲広選手よりも早いといわれたあの足。
代走でもいいから、1軍で塁上を駆け巡る姿を見たかったです。
現役を引退して、裏方としてチームに残るそうです。これからもタイガースのために頑張ってほしいです。







○石橋尚到選手
広島を自由契約となりトライアウトを経て阪神に入団した内野手でした。
阪神は、ファームでも内野手の層が厚く、なかなか出場の機会が恵まれませんでした。
でもまだ、選手として現役を続ける希望を持っているようです。
再トライアウトで、さらなる新天地で活躍をしてほしいものです。



○中林佑輔選手
入団当初は長身から繰り出す速球を武器にした、本格派投手として期待されていました。
怪我が多く、1軍に登録されること無く、不遇な日々があったことに悔いが残ります。
ファームでは黙々と走りこむ姿、甘いマスクから覗かせる笑顔が印象的でした。
まだ、現役続行の希望を捨てていないようです。トライアウト、頑張ってほしい。






○町田公二郎選手
広島から移籍してきた代打の切り札。2005年の甲子園での幻のサヨナラホームラン(記録はファール)。
あの時はスタンドで見ていました。忘れられない思い出です。
代打による数々の記録を作った名選手でした。
現役を引退し、2軍のコーチに就任。これからのタイガースを背負う大砲を育ててほしいです。



○クリス・オクスプリング選手
オーストラリア代表チームのエースとして期待されての阪神入りでした。
でも、オリンピックで見せたあの日本チームをきりきり舞いさせた投球は余り見られなかったような気がします。
私としては1年で自由契約にしてしまうのはもったいない気がします。
2年目でその実力を発揮してくれそうだとは思ったのですが・・・
また、新たな場所での活躍を期待したいと思います。




○シェーン・スペンサー選手
私の中では好きな助っ人選手の一人でした。ユニークでひょうきんで、あの明るいキャラクターは忘れられません。
ファンを大切にしてくれる外国人選手でもありました。
阪神の固定された外野陣の中では常時出場ができず、そういった意味では活躍できる場所が少なかったような気がします。
もっともっと活躍できるところが、場面があったのではないか・・・・
新たな場所での活躍を期待したいと思います




○片岡篤史選手
あの、涙の引退セレモニーは印象的でした。イブシ銀の関西魂。
本当に阪神に来てくれてありがとうございました。
2003年のあの優勝は片岡選手の力が本当にありがたかった。
晩年は怪我が多く、次世代の台頭でなかなかレギュラーポジションも奪還できなくなりましたが、阪神にとって貴重な存在でした。
今後は解説者として外から野球を勉強しなおすそうです。
いつか阪神のためにまた戻ってきてほしい人材です。
片岡選手、15年間本当にお疲れさまでした。






去り行く選手たちに幸あれ!

 










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