野茂英雄投手、復活への執念

野茂英雄投手の公式ホームページを見た。
２００５年７月のブルージェイズ戦。当時デビルレイズの投手であった彼がその試合を最後にメジャーから消えた。
その後、ホワイトソックスの3Aシャーロットと契約するも、2006年に契約を解除され、その後すっかり動向が判らなくなっていた。
引退したのか、それともじっくりと次の機会を覗っていたのか。
39歳になり、すっかり姿を見せずフェイドアウトしていく野茂のその存在を誰もが忘れかけていた。
実は彼は、2006年6月に右ひじの手術を受けていた。
そして、復活の日を目指して、長期のリハビリを続けていたのだった。
そして今、ようやくひじの状態が回復。
2008年に再びメジャーでプレーすることを目標に、ベネズエラのウインターリーグのカラカス・ライオンズと契約。
再起の道を歩みだした。
「実戦からしばらく離れているのでどこまで投げられるかわからない。ようやくひじの調子がよくなった。
ただ目標はまたメジャーでプレーすることで、ウインターリーグはそのためのステップだと思っている。試合で投げることが本当に楽しみ」
野茂のコメントである。
同年代の選手が次々と引退を決めていく中で、失せていなかった野茂の闘志と再起への執念。
願わくば、私も野茂の執念が実るようその動向を見守りたい。
頑張れ、野茂英雄投手。