若手とベテランの見事なコラボレーション
-
そらまめ
2007年07月28日 09:22 visibility41
「これぞタイガース、これぞ阪神」というその「らしさ」が戻ってきた。
「(阪神に)ひとつ勝つのが大変かもしれない」と言わしめた大矢監督の渋い表情の発言が今のタイガースを物語っているかもしれない。
ここにきて、今年は大いなるチャンスをふんだんに与えられている若虎が着実に自信をつけている。
その自信が、若手とベテランの見事なコラボレーションを生み出して、勝利につながっている。
そのコラボに負けじと中堅どころも発奮している。
投手陣の苦しい台所事情の中、チームの歯車がようやくかみ合ってきた。
力投し、好フィールディングを見せ、相手に得点を与えなかった若き投手、上様(上園)に、打線も発奮した。
若虎がチャンスメイクしベテランがそれに応じ、得点を返す。
ベテランが弾けるとさらに若虎もチャンスを広げる。
本当に良い流れが出来てきている。
試合が動いた5回。
若虎、桜井が2塁打で出塁、ベテラン野口がきっちり送り、中堅関本が四球で出塁。
2死後、まだまだ若い鳥谷も出塁すると、代打のベテラン矢野。
流し打った打球が1塁ベースを弾き右翼線へ転がるタイムリー。
なおも6回はベテランの主砲アニキ金本が、ソロアーチを描くと、林、桜井、野口、関本の4連続安打で計3点。
若手、ベテランがかみ合い、集中打が出る阪神の勢いは、げがを抱えながらプレー、しかも盗塁・アーチと大活躍する金本の姿勢。
毎試合踏ん張る久保田や藤川の投手陣。
そんな必死な姿を見つめる選手達の気持ちが1つになって、一丸となっているからだろう。
6連勝で約3カ月ぶりの貯金1。
本当にやっとやっと阪神の本来の力が出てきた。
対戦成績は広島を除く4球団に大きく勝ち越し、正面にも明るい光が差し込みつつある。
今季は、あの魔のゴールデンウィーク交流戦の前に9連敗を喫した。
交流戦も常に先手を取られ結果負け越した。
長く、苦しい日々が続いた。
まだまだ浮かれるな。
今こそ、気を抜かずに目先の一つ一つのゲームに集中し一丸となって戦ってほしい。
- favorite11 chat2 visibility41
- 事務局に通報しました。
chat コメント 件